初めての海外、初めての一人旅。 それはただの「旅行」ではなく、迷いや戸惑い、そして小さな勇気の連続でした。
このシリーズでは、筆者自身が歩んだ「マカオひとり旅」を4コマ漫画として描いています。 ときに笑えて、ときにちょっと感傷的な旅の記録を、どうぞゆっくりとお楽しみください。
一人旅の語り手。初めての海外に挑む“わたし”。
ツッコミ役。時々手厳しいが、本質は優しい。
いい感じのフォロー役。
Day1: 香港国際空港着 → マカオまでバス移動 → 世界遺産めぐり(セナド広場や聖ポール天主堂跡)Day2: コロアン島探索(エッグタルト)→マカオタワー→コタイ地区散策 →聖ラザロ教会(聖ラザロ地区)
Day1&Day2の詳細は以下の記事でもまとめています。
1泊2日の流れ、かかった費用、使ったルートなどをゆるっとまとめています。
世界遺産に出会った一日目。古い教会とパステルの街並みにふれました
夜景がまぶしいカジノエリア。静と動が交差するマカオのもう一つの顔。静かなコロアネの街にも足をのばしました。
✈️ 航空券 ¥35000🏨 宿泊費 ¥2800🍴 食費 ¥3500🚌 交通費(マカオ内) ¥1300🎟️ 観光費 ¥2800💸 カジノ ¥2000
その他もろもろ含めて¥50000程度!
費用の詳細は以下の記事でもまとめています。
1泊2日のリアルな出費記録
マカオは中国南部・珠江デルタに位置する中国の特別行政区。かつてポルトガルの統治下にあり、1999年に中国へ返還されました。東洋と西洋の文化が入り混じった街並みは「マカオ歴史市街地区」として世界遺産に登録されており、旅行者を魅了し続けています。
面積は東京の山手線の内側よりも小さい約33平方キロ。世田谷区の半分程度の面積とよく言われています。人口は約70万人ながら、年間数千万人の観光客が訪れるアジア有数の観光都市です。
マカオの公用語は 中国語(広東語)とポルトガル語 の2つです。さらに観光地では英語も広く使われており、国際色豊かな言語環境が特徴です。
公式通貨は マカオ・パタカ(MOP) だが、観光では 香港ドル(HKD) も広く流通
両者はほぼ等価(1MOP ≒ 1HKD)で扱われるため、旅行者は香港ドルだけを持ち歩いても不便はほとんどありません。
物価は香港に比べると安め。ローカル食堂なら 日本円で1,000円程度 で食事が可能(2025年9月時点)。一方で、カジノリゾートや高級ホテルは日本と同等か、それ以上の価格帯になります。
さらに北部エリア(中国本土側に近い場所)へ行くにつれ、中華人民元(CNY) が使える店も増えてきます。街歩きの中で「地域によって使える通貨が変わる」のを体感できるのも、マカオの面白さのひとつです。
世界有数の富裕地域で治安は比較的安定。
マカオは小さな地域ですが、世界有数の富裕地域です。主な収入源はカジノを中心とした観光産業で、GDP(国内総生産)は一人当たりで見ると世界トップクラス(2025年時点で8位)。カジノ収入はラスベガスを上回る規模を誇り、観光関連産業も街全体を支えています。
一人当たりGDPはシンガポールに次いでアジア2位!!
豊かな経済基盤のおかげで、マカオの治安は比較的安定しています。
観光地は警備体制がしっかりしており、夜でも人通りが多く安心して歩けるエリアが多いです。実際、女性の一人旅でも安心できる都市として旅行者に人気があります。
ただし、大きな観光都市である以上、スリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要です。特にセナド広場やカジノ周辺は人が集中するため、貴重品の管理は欠かせません。
マカオは400年以上にわたりポルトガル統治を受けた歴史を持ち、東洋と西洋の文化が自然に融合している都市です。
・建築:中国風の寺院と、ポルトガル様式の教会や広場が隣り合っている。
・食文化:広東料理とポルトガル料理が合わさり、エッグタルトやマカオ料理といった独自のグルメが誕生。
・言語と宗教:広東語を中心にポルトガル語、カトリックと道教・仏教が共存。
そして、これら文化の共存を存分に楽しめるのは、やはり 世界遺産「マカオ歴史市街地区」。セナド広場や聖ポール天主堂跡をはじめ、30件もの建築物や広場が登録されており、街歩きしながら歴史を感じられます。
世界遺産の詳細は、こちらの記事で詳しくまとめています。
半日で全世界遺産を効率的に巡るルート紹介。
30スポット完全保存版
世界遺産+街歩きで東洋/西洋文化の融合を存分に楽しもう!
また、コタイ地区のリゾートホテル群や、マカオタワーの夜景も見逃せません。文化とエンタメの両方が楽しめるのが、マカオ観光の大きな魅力です。
きらめく街並みとおすすめスポットガイド
地図と写真でわかる絶景スポット
コタイの夜景は本当におすすめ。是非夜に行ってみてください。
A:楽しめます。治安がかなり良く、自分のペースで街歩きを楽しめます。王道は世界遺産巡り!
A:広東語とポルトガルが公用語ですが、観光地・ホテル・ショップでは英語でもほぼ問題ありません。
A:観光、グルメ、カジノ、街歩きなどなど、マカオをしっかり楽しむのであれば2泊3日は必要です。 香港からの日帰りなどの場合は、「世界遺産巡りだけ」など、限定しましょう。
A:清潔なものが多いです。カジノのトイレはすごく豪華でした。 ショッピングモールやカジノが多いのでトイレの心配は少ないと思います。
一人で見る景色は、ときどき心細くて、でもそのぶんだけ心に深く残ります。
マカオでの体験を、漫画と文章でゆっくりめくっていってください。
アクセス方法や通貨、治安、観光の魅力までガイドブック風に解説。初めてのマカオ観光の予習におすすめです。
昼と夜、それぞれの時間に出会った景色を静かに切り取りました。