Singapore Photographs

ジュロン地区— 緑と日常に触れるシンガポール西部の街歩き

シンガポール西部に広がるジュロン地区。
マレーシアとの静かな国境付近から始まり、
モールやオフィス街、緑あふれる庭園、異国情緒漂う庭園、そしてローカルな通りまで。
歩いたからこそ見えてきた、ジュロンの多面的な魅力を写真と共に紹介します。

Tuas Link 〜 Joo Koon:国境から始まる静かなプロローグ

マレーシアとの国境を越えてシンガポール最西端。最寄りのTuas Link駅からJoo Koonへ。
賑やかな中心部とは違う、落ち着いた空気と広がる工業エリアの景色。
旅の始まりにそっと寄り添うような、静かな時間がここにありました。

Tuas Link MRT Station
Tuas Link MRT Station

マレーシア・シンガポール・セカンドリンクに最も近い、Tuas Link MRT駅。私のシンガポール旅は、ここから始まりました。
大都市のイメージとは違い、国境付近は静かで穏やか。企業ビルが並ぶ中、やわらかな風がそっと背中を押してくれるようでした。

シンガポール発見館
シンガポール発見館

Joo Koon MRTのすぐ近くにある、シンガポール発見館。
過去から未来像まで、この国の歩みを丸ごと知ることができます。
特に、日本とシンガポールの歴史的なつながりには、日本人として考えさせられるものがありました。もし訪れるなら、一度立ち止まって感じてほしい場所です。

Tuas Link MRT Station
Tuas Link MRT Station
Joo Koon MRT Station
Joo Koon MRT Station
シンガポール発見館
シンガポール発見館

Jurong East — 静けさと躍動が混じる西の街

巨大モールやオフィスビルが立ち並ぶ一方で、駅を降りると意外なほど穏やかな空気に包まれるJurong East。
ローカルの日常とビジネスの活気が交わるこの街は、散歩するだけでも新鮮な発見にあふれています。

Jurong East MRT Station
Jurong East MRT Station
ビジネス街や大型モールが集まると言われるJurong East。 でも、駅を出ると意外なほど静かで、澄んだ空気に包まれていました。 少しずつ動き出す街の気配に、これからの散歩が楽しみになる場所です。
IMM
IMM

Jurong Eastにある大型ショッピングモール、IMM。
日系店舗も多く、日本のモールに少し似た安心感がありました。
地元の人たちの日常が自然に溶け込む空間は、旅の途中にほっと一息つける場所です。

Perennial Business City
Perennial Business City

企業の拠点が集まる、Jurong Eastのビジネスエリア。
日系企業(ソニーなど)も入っていて、静かなオフィス街の空気が流れています。
日本の通勤ラッシュとは違う、穏やかな時間の中で働く姿に憧れました。

Perennial Business City
Perennial Business City(内部)

ビジネスビルの中にある、清潔感たっぷりのホーカーセンター。物価が高いシンガポールでも、ここなら気軽に食事が楽しめます。
こんな場所で働いて、毎日ホーカーでランチ…羨ましすぎます。

Jem
Jem
Jurong Health
Jurong Health
黄廷方総合病院
黄廷方総合病院

Jurong Lake Gardens — 湖と緑に癒やされる静かな時間

湖沿いの遊歩道を歩けば、木々の間から差し込む光と水面のきらめきが心をほぐしてくれるJurong Lake Gardens。
都会の喧騒を忘れさせてくれるような、穏やかで優しい景色が広がっています。

湖沿いの木々に囲まれながら、穏やかな時間を楽しめるJurong Lake Gardens。
こんなふうに湖の上を歩ける通路もあり、水面を近くに感じながら散歩できます。

木々をよく眺めると、そこには小さなリスの姿が!
シンガポールは都会のイメージが強いけれど、こうした自然の豊かさに思わず笑顔になります。

Chinese Garden — 異国情緒を感じる静かな楽園

Jurong Lake Gardensの湖の上にあるChinese Garden。
門をくぐった瞬間から、中国の伝統建築と庭園美が広がります。
ここでは、シンガポールの多文化が自然に息づいている様子をゆったりと味わえます。

門をくぐると、一気に広がる中国らしさ。
華僑文化が根付くシンガポールでは、こうした中国の風景も自然な存在です。

そして、この印象的なツインタワー。
中国らしい建築様式が、まるで中国を旅しているかのような気分にさせてくれます。

Japanese Garden — 静けさに包まれる和の風景

Chinese Gardenから橋を渡った先に広がるのは、日本の「静」を感じさせる庭園。
木造建築や池、柔らかな緑が織りなす景色に、思わず深呼吸したくなるような穏やかさがあります。

中国庭園からこの橋を渡ると、我らが日本の庭園が待っています。
一体どんな世界が広がっているのか…思わずわくわくしてしまいます。

ああ…落ち着く。
木造建築の前に広がる池と草木は、まさに日本の「静」の美しさそのもの。
こうして改めて、日本の自然っていいなと感じました。

Jln Boon Lay — 予定外の道で出会った素顔

本当は高台から港の夜景を見ようとしていたけれど、まさかの工事で閉鎖中。
諦めきれず、「直接港まで行こう」と歩き続けるうちに、車しか通れないエリアに迷い込み、結局断念することに。
でもその途中、観光スポットでは見られない「地元の日常」や「素の街並み」に出会えました。
思いがけない寄り道こそ、旅の醍醐味かもしれません。

他のジュロンエリアとは違い、車が多くて建設現場が目立つこの一帯。
金融都市シンガポールの華やかさとはまったく違う、もう一つの顔がそこにありました。
観光客なんて誰もいない中、自分だけが歩いている…そんな特別な気分を味わえた一瞬です。

綺麗な街として知られるシンガポールにも、こんな一面が。
日陰になるこの場所は、きっと現場の人たちの小さな休憩スポットなのでしょう。
そんな「ちょっと気の抜けた景色」を見て、なぜか少しホッとした自分がいました。