クアラルンプールを歩くと、街の多彩な表情が見えてきます。行政都市として整然としたプトラジャヤ、歴史と活気があふれる中心地、そして思いがけず出会った日本の文化。ひとつの旅の中で、まるで異なる世界を歩いているような感覚に包まれました。
行政都市として整然と区画されたプトラジャヤは、クアラルンプール中心部とはまったく異なる雰囲気をまとっていました。大きな通りも車は少なく、広々とした景色の中に、静けさと落ち着きが漂っています。歩いていると、街そのものがゆったりと呼吸しているように感じられました。
高層ビルが立ち並び、行き交う人と車でにぎわうクアラルンプールの中心地。歴史的な建物と近代的なショッピングモールが共存し、街そのものが多様性を語っているようでした。歩くたびに、活気とエネルギーが全身に伝わってくる場所です。
高層ビルが並ぶ街並み。クアラルンプールは驚くほど都会です。高層ビルが立ち並ぶ景色は、正直東京と変わらないほどで、この写真はまだ密度が小さいほうです。
車社会のクアラルンプールでは、通りを行き交う車の多さに圧倒されます。高層ビルやマンションを背景にした光景は、都市の熱気そのものを感じさせてくれます。
KLセントラル駅直結のショッピングモールは、とても近代的で美しく整っています。この発展ぶりに、クアラルンプールが国際都市であることを改めて実感しました。
まだ朝早い時間にもかかわらず、多くの車が走っています。一日の始まりから力強いエネルギーを放つ姿に、クアラルンプールらしさを感じました。
クアラルンプールを歩いていると、思いがけず「日本」を感じる瞬間に出会いました。街の看板やお店の名前、ふと目に入るデザインの中に、日本らしい空気が漂っています。異国の地で見つけた懐かしさは、旅にちょっとした安心感を与えてくれました。
クアラルンプール日本人会の看板。「日本人会!?」と思わず二度見してしまいました。日本語の表記を見かけると、異国の中でほっと安心するものです。ここから寄り道のスタートです。
こちらが日本人会の建物です。残念ながら立ち入りはできませんでしたが、クアラルンプールにこんな場所があるのだと知るだけでも驚きでした。日本人が移住したい国ランキングで上位に入る理由に納得してしまいます。
ショッピングモールの中で、まさかのカラオケ「まねきねこ」に遭遇しました。あのシルエットを見ると一気に日本を思い出します。耳に飛び込んでくる日本語の会話もあって、思わずここが日本かと錯覚してしまうほどです。
そして当然のようにイオンもありました。イオンのアセアン各国への展開は本当にすごく、今回のマレーシア旅でも何度も見かけました。暮らしの中に日本を感じられる存在です。
モスク — 神聖さと美しさに触れる祈りの建築
宗教・文化 — 圧倒と静寂を巡る旅
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多民族街歩き
ペナンの街並みと海、そして夜の風景たち