クアラルンプール周辺に点在する、個性豊かなモスクたち。可愛らしいピンクモスク、気品あふれるブルーモスク、未来的なアイアンモスク、そして知る人ぞ知る圧倒的なMasjid Wilayah Persekutuan。その美しさと神聖さに、ただただ圧倒される旅の記録を写真と共にお届けします。
「ピンクモスク」の愛称でも親しまれているプトラモスク。遠くからでもすぐにわかる、やわらかで可愛らしい雰囲気が魅力です。内部に一歩足を踏み入れると、神聖さと優しさが自然に調和し、誰もがふっと心をほどけるような空間が広がっています。マレーシアに数多くあるモスクの中でも、可愛さなら間違いなくNo.1と言いたくなる場所です。
遠くからでもすぐにわかる、やわらかく可愛らしい雰囲気のモスク。その存在感に惹かれて、一歩ずつ近づくたびに胸が高鳴り、「早く中を見たい」という気持ちがどんどん膨らんでいきます。
内装もやっぱり、かわいらしさに包まれています。でも同時に、神聖な空気がしっかりと漂い、静かに心を整えてくれる場所。モスクはその大きさに圧倒されることが多いけれど、ピンクモスクは可愛さがあるからこそ、誰でも自然に溶け込めるような優しさがあります。
そして入口には、観光客や参拝者が多く集まっているのが印象的でした。確かに、たくさんのモスクがあるマレーシアの中でも、可愛さでいえばここがNo.1。思わず誰もが立ち寄りたくなる、その理由がよくわかります。
「ブルーモスク」の愛称で親しまれるスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・モスク。白と青を基調としたデザインは、外から見ても中に入っても一貫して美しく、その存在感に息をのみます。大きなシャンデリアや奥行きある廊下の静けさは、まさに神聖そのもの。私が訪れたマレーシア観光地の中でも、日本人観光客比率が最も高かったのがこの場所でした。その人気の理由を、訪れて初めて実感できる場所です。
見てください、この堂々たる佇まい。大きなモスクと、その四隅にそびえる柱。白と青を基調とした配色がとても美しく、建物全体から放たれる気品と静かな迫力に、思わず息をのみます。
近くまで寄ってみると、その美しさはさらに際立ちます。繊細な装飾や、青と白のコントラストがまるで空に溶け込むよう。圧倒的なスケール感に包まれながらも、どこか涼やかで澄んだ空気を感じさせてくれるモスクです。
そしてこの廊下。…綺麗すぎませんか?もちろん、モスクは神聖な場所だからこそ常に清潔に保たれているのでしょうけれど、それでも驚くほど美しい。さらに、その奥行きまでもが静かで美しく、歩いているだけで心まで清められるような気がしました。
内部も白と青を基調とした美しさが一貫していて、見惚れてしまうほど。大きなシャンデリアがさらに空間の優雅さを引き立てています。ムスリムの人たちは奥まで入って休憩していて、その光景がちょっと羨ましくも感じました。
「アイアンモスク」の名で知られるマスジッド・トゥアンク・ミザン・ザイナル・アビディン。未来的で洗練されたデザインは、他のモスクとは一線を画す独自の美しさがあります。実は観光客が少なく、まさに穴場スポット。私は早朝に訪れたので、まるで貸し切りのような静けさを独り占めできました。湖の水面に映る姿も、ここだけの特別な魅力です。
これまでのモスクとは一線を画す、ちょっと独特な形状が印象的。すぐそばに湖があるおかげで、より一層映える景色になっています。未来的で洗練された雰囲気に、ついカメラを向けたくなる場所です。
モスクの屋外通路とは思えないほどの美しさ。開放的で風が抜けるこの空間に、モスクが持つ神聖さを改めて感じました。閉鎖的ではなく、誰にでも優しく開かれているようなこの通路が、とても好きになりました。
観光スポットとして大々的に紹介されることは少なく、まさに「知る人ぞ知る」通な場所、Masjid Wilayah Persekutuan。でもここは、モスクの「圧倒感」という意味では間違いなくナンバーワンでした。特に内部エリアの広場から見上げる景色は、ただただ息をのむ迫力。ただし屋外なので、広場のタイルはしっかり熱帯地域の洗礼を浴びています…触ると熱すぎる(笑)。美しさと熱さ、その両方を体感できる特別なモスクです。
これはモスク内の広場。靴を脱いで上がります。モスク内なのにこの開放感とスケール。圧倒的です。モスクにはどれも威厳がありますが、ここはその中でも別格。広々とした巨大な広場にそびえる大きな入口を前にすると、思わず言葉を失うほどの迫力でした。そして、屋外なのに汚れていない、この綺麗は一体なんなんでしょう…。
外見とは反対に、モスク内の祈りの間は、結構「普通」。でも、ここは祈ることがすべての場所だから、それでいいんです。むしろその「普通」の中に、神聖さと美しさがしっかりと宿っていて、静かに圧倒されました。
モスク — 神聖さと美しさに触れる祈りの建築
宗教・文化 — 圧倒と静寂を巡る旅
ペナンの街並みと海、そして夜の風景たち
ペナンの動物たち