Singapore Photographs
個性派コンドミニアムと地元に愛されるホーカーセンター
シンガポールという街は、ただ「旅先」として魅力的なだけではありません。
そこに暮らす人々の“日常”に目を向けると、この国が持つ本当の顔が少しずつ見えてきます。
空に向かって積み木のように重なる大胆なデザインのコンドミニアム。海沿いの風景と一体化するような、優美な曲線を描く高層住宅。そこに住む人たちの生活は、日本の都市ともまるで違う“未来の暮らし”のようです。
そして、その足元で人々の胃袋を支えているのが「ホーカーセンター」。HDB(公営住宅)の1階などに併設され、屋台料理のような手軽さと家庭の味をあわせ持つこの空間は、シンガポールの生活に欠かせない存在です。
観光地だけでは見えてこない、「暮らす街」としてのシンガポールを、ここでは写真とともに歩いてみましょう。
空へ伸びる暮らしのかたち — コンドミニアム建築を歩く
観光地を巡っているだけでは、なかなか出会えない“シンガポールの顔”があります。
それが、街のいたるところで空に向かってそびえ立つコンドミニアムたち。
人々の暮らしが詰まったその建築は、ただの住宅ではなく、都市の美意識そのものを物語っていました。
まるで芸術作品のようなその姿に、思わず足を止め、息をのんでしまいます。
人々の暮らしとともにある味 — HDBとホーカーセンター
シンガポールの街を歩いていると、あちこちで目にする無数の高層住宅。
それが「HDB」と呼ばれる公営住宅で、国民の約8割がここで暮らしているといわれています。
HDBの下には多くの場合、地元の人々が集うホーカーセンター(屋台街)が併設されており、そこはまさに生活の中心。
朝から晩まで絶えず人が行き交い、食事をしながら談笑する姿は、観光地とはまた違った“日常”そのものです。





