マカオといえば、歴史ある世界遺産の街並みが有名です。その数はなんと30!コンパクトな街でありながら、これほど多くの世界遺産が集まっているのは本当に圧巻です。
「せっかくなら全部見たい!」と思う方も多いと思いますが、30という数字を目の前にすると、「どんなルートで回ればいいの?」「本当に時間内に全部見られるの?」そんな不安を感じるのも自然なことですよね。
今回は、私が実際に体験した“半日で全世界遺産を巡るルート”を、地図アプリ「Experience Macao」を活用しながらまとめてみました。マカオの世界遺産、は1か所を除きとあるエリアに密集しているため、この記事の方法を活用すれば十分実現可能です!これからマカオを訪れる方の参考になれば嬉しいです。
ちなみに、本記事はあくまで効率の良いルートのみ紹介しています。マカオの世界遺産を写真付きで楽しみたい方は、以下の記事も是非ご覧になってください。
30スポット完全保存版
マカオ政府観光局が出している公式アプリの名称です。このアプリがとにかく便利でした!特に「どこに何があるか」をすぐに把握できる地図機能は、世界遺産めぐりや街歩きのときに本当に重宝しました。アプリはApp Store・Google Play から無料でダウンロードできます。
▶iPhone用
▶Android用
以下、おすすめのポイントをご紹介します
マカオに点在する世界遺産を、地図でまとめて確認できます。気になるスポットをタップすれば、簡単な説明も見られて便利でした
マカオで開催されているイベントの情報をアプリで一覧表示。タイミングが合えば現地でふらっと立ち寄れるのが嬉しい
レストラン、ホテル、ショップなどのスポット情報がカテゴリー別にまとまっていて、調べる手間がぐっと減りました
アプリ内で交通手段の情報もざっくりチェックできるので、旅の移動に安心感が増しました
世界遺産めぐりにもぴったり。地図とナビ機能がとても頼りになりました
特に便利なのが「フィルタリング機能」です。例えば「世界遺産」に絞り込むと、地図上に表示される情報が世界遺産一覧と、各スポットの番号となります。
これにより、「どの場所が世界遺産なのか」「どの順番で回ればいいか」が一目でわかり、ルート作成が一気にラクに!世界遺産巡りには、まさに必須の機能だと感じました。
さらに、マカオ滞在中はこのアプリの地図上で自分の現在地も表示されるので、各世界遺産との位置関係がひと目で分かります。「今どこにいて、次はどこへ向かえばいいか」がすぐ分かるので、迷う心配はほとんどありません!
本記事では、このフィルタリング機能を活用して、私が実際に巡った世界遺産ルートを詳しく解説していきますね
世界遺産を歩いていると、「この建物、どうしてこんなデザインなんだろう?」「昔はどんな役割だったの?」と、歴史的背景が気になる瞬間が何度もあります。
そんなときに役立つのが、つい先日発売されたばかりのこちら👇
旅人にとってバイブル的な位置付である地球の歩き方!実は、地球の歩き方シリーズで「マカオ単独版」が出るのは数年ぶり。最近は香港との抱き合わせが多く、どうしてもマカオの情報量が少なめでしたが——今回は“マカオのみ” に特化した贅沢な一冊です。
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📍 世界遺産の歴史的背景がとにかく詳しい
📍 マイナースポット含め 街歩きの情報が豊富
📍 グルメ・ホテル・交通など 旅に必要な情報も全部入り
📍 写真や地図が多く、現地での確認がとても便利
私も購入済みですが、世界遺産を巡る“理解の深さ”がまるで違います。
「香港とマカオ、両方行きたい!」というタイプの旅なら、従来の香港&マカオのシリーズも便利です👇マカオのページこそ少なくなってしまいますが、それでも他のガイドブックと比較すると圧巻な情報量です♪
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冒頭でも記載しましたが、私の以下の記事でも各世界遺産についてまとめていますので、もしよければ参考にしてみてください!
※ただし歴史的背景の詳しさは、やっぱり地球の歩き方さんの圧勝です(笑)現地の空気を感じながらページをめくると、散策の楽しさが何倍にもなります。
“Experience Macao”アプリはダウンロードできましたか?まだの方は、先にダウンロードを済ませておくことをおすすめします!
準備ができたら、以下の手順に沿ってフィルタリングを試してみてください。このフィルタリング情報を基に、この後の記事で世界遺産巡りを説明していきます。※本当はアプリの画面を載せながら説明をしたかったのですが、「利用規約」的にNGそうだったので…
①「Home」画面の「Sightseeing」をクリック
②「カメラアイコン」を選択(デフォルトで選択されているかも)
③「Macao World Heritage」を選択
④画面下部に「世界遺産一覧」が「番号付き」表示され、マップに表示されている「番号」と紐づけ可能に
ルートはシンプル。地図上で移動距離が最も短くなるように構成しているので、迷わず回れます!
マカオの世界遺産は比較的コンパクトに密集しているため、基本的には徒歩移動でOK。正直、バスの出番はほとんどありません。
「Experience Macao」アプリでフィルタリングを設定すると、世界遺産リストが表示され、各スポットに番号が割り振られ、地図上にマッピングされます。
ただし、アプリを実際に見ていただくとわかる通り、番号の若い順に回れば効率が良い…というわけではありません。
そこで、本記事ではこれらの点も考慮し、「最短距離で全スポットを回れるルート」を作成しました。この記事のルート通りに進めば、無駄なく、スムーズに全スポットを制覇できるはずです
まずはシンプルに、おすすめルートを番号で記載しますね。
1 → 26 → 2 → 4 → 3 →
5 → 6 → 8 → 7 → 10 →
9 → 11 → 12 → 14 → 13 →
17 → 28 → 16 → 27 → 15 →
21 → 29 → 18 → 19 → 20 →
22 → 30 → 24 → 23 → 25
※私は最南端からスタートしましたが、最北端から攻めたい場合は番号を逆にたどればOKです
ただ、1のスポットである”A-Ma Temple(媽閣廟)”はマカオの由来と言われている場所。マカオの起源を世界遺産巡りのスタート地点とする、とっても素敵だと思います
先ほどは番号のみの簡易ルートを紹介しましたが、ここからは地名も含めた詳細ルートをお伝えします!
というのも、今後アプリのアップデートなどで番号と地名の紐づけが変更される可能性もあるかもしれません。
そのため、「番号と地名のセット」で記載することで、最新情報とずれが生じた場合でも迷わないよう配慮しています。
また、もし”Experience Macao”で現在地が表示されない場合は、”Google Maps”などのナビアプリで地名検索をすることになると思いますので。
以下でリスト化している各地名には、”マカオ政府観光局”の各世界遺産の紹介ページもリンクします。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
No.25だけは少し離れた場所にあります。ここまで移動する場合はバスを使うのがおすすめです。
ちなみに、私はNo.25にも徒歩で向かいましたが、マカオらしい街並みを楽しみながらのんびり歩くのも、なかなかいい体験でした!時間や体力に余裕があれば、徒歩でも充分行けますよ
世界遺産を歩き続けていると、もうひとつ気になってくるのが スマホのバッテリー問題。マカオは街並みがフォトジェニックすぎて、写真も動画も撮りたくなります。Googleマップも使うし、翻訳アプリも開くし……気づけば残量がゴリゴリ減る。
そんなとき、旅の心強い味方がこちら👇
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筆者の感覚だと、このモバイルバッテリーを満タンにしておくと、その日の、いや、次の日も充電も困る事はないと感じました。
世界遺産は美しいし、路地裏には宝物みたいな瞬間がたくさんあります。でもそれも、スマホやカメラが動く前提。
旅の途中でバッテリー切れしたら、その瞬間にもう撮れない景色がある。だからこそ、この大容量バッテリーは“安心を買うアイテム” なんだと思っています!
世界遺産に出会った一日目。古い教会とパステルの街並みにふれました
本当に役立った旅の相棒たち。