香港モデルコース
このモデルコースについて
はじめての香港、どうまわればいいの?
ガイドブックを開けば、魅力的なスポットがぎっしり。だけど、時間には限りがあるし、移動も複雑そう…。
そんな悩みを持つ方に向けて、「これなら無理なく、でもしっかり香港を楽しめる!」という、
2泊3日のモデルコースを以下の様に組みました。
コース詳細についてはこの後ご紹介。
本記事のコースについては以下を前提としています。
羽田or成田発着の香港エクスプレス利用を想定
実際に筆者もこのパターンで訪れました。宿泊は中環(セントラル)またはチムサーチョイ周辺を想定してタイムスケジューリング
筆者は“あの有名な”チョンキンマンションに宿泊しました!
※とはいえ、よっぽど遠くに宿泊しない限りは大丈夫だと思います現地通貨の調達はHKIA(香港国際空港)または日本での両替がおすすめ
このあとすぐご紹介する、”エアポートエクスプレス”を事前ネット予約している場合でも、最低50HKD(=約1,000円)程度を現金で持っておくと安心です。グルメ情報は紹介するけど、最終的には“気になったところに入るのが正解”
むしろその方が旅の満足度は高かったりします
「観光名所も、夜景も、ローカルグルメも、しっかり楽しみたい」
そんな欲ばりなあなたへ届けたい、旅の実践ガイド&ワクワクの羅針盤です。
このモデルコースが、あなたの香港旅のはじまりをちょっとでも後押しできたら嬉しいです!
【Day1】香港到着&夜景を満喫する一日

~12:00 HKIA(香港国際空港)に到着
香港エクスプレス
・羽田(HND):06:35発 → 香港着10:15
・成田(NRT):08:00発 → 香港着11:55
ネットから事前予約が可能なので、あらかじめ手配しておくと便利です。現地通貨いらずで便利ですよ。
万が一ネット予約ができなかった場合は、エクスプレスとバス運賃(200HKDあれば安心)を、香港国際空港または日本国内で準備しておきましょう。

14:00 ホテルにチェックイン
ホテルの場所によっては、駅からさらに徒歩やバスが必要になるので、14時前後にチェックインできればベスト。
もし空港でスムーズに入国出来て、時間の余裕があっても大丈夫。
このあとの紹介する尖沙咀(チムサーチョイ)の時間に充てましょう。

15:00 尖沙咀(チムサーチョイ)をのんびり散策
香港初心者にもやさしいエリアがここ、チムサーチョイ。
ここは出来る事が本当にたくさんあります!
下記を実施しながら、街の空気に慣れていきましょう。
・MRTの窓口やコンビニでオクトパスカード購入(おすすめ!)
・ネイザンロードというメインストリートを散歩
・K11などの有名大型ショッピングモールでお買い物
・レートの良い両替(チョンキンマンションに入って奥の方にある両替所がおすすめ)
・グルメを楽しむ(食べ歩きもOK)
この時間になると、ちょうどお腹も空いてくる頃。
でもご安心を。チムサーチョイは飲食店の宝庫!
レストランに入ってじっくり味わうもよし、気になるお店でちょこちょこ食べ歩くもよし。
自分のスタイルで、香港グルメを満喫してみてください。
ちなみに筆者は、もっぱら食べ歩き派でした。
そして、ちょっと歩き疲れたらカフェでひと休み。
「旅が始まったな〜」としみじみ実感できます。
また、このタイミングでオクトパスカードの購入をお勧めします!
交通系ICカードのことで、香港の旅がより一層便利になりますよ♪
オクトパスカードの詳細については、以下の記事で取り上げています。

香港一人旅で役立ったアイテムとアプリ3選
旅の途中で実際に役に立ったアイテムとアプリを、写真と一緒に紹介します。

19:00 アベニュー・オブ・スターズ散策
ビクトリア・ハーバー沿いの遊歩道へ!
ここ「アベニュー・オブ・スターズ」には、ブルース・リー像や有名俳優たちの手形が並び、
香港映画の歴史に触れられるスポットでもあります。
海風に吹かれながら、海沿いのベンチでひと休みしたり、
記念写真を撮ったりしているうちに、だんだんと空が茜色に染まり始めてきて……
夜のショータイムに向けて、期待が高まります✨

19:45くらいには海沿いでスタンバイしておきましょう!

20:00 シンフォニー・オブ・ライツ鑑賞
20:00になったら、いよいよ光と音のショーが開演!
ビルの壁を走るライト、上空へとまっすぐ伸びるレーザー、
そして音楽とともに刻まれる街のリズム——
香港の夜景に魔法がかかるような、幻想的なひとときです。
観光客でやや混雑はしますが、
「それでも見る価値がある」と感じられる迫力が、そこにはありました。

香港に来たら絶対に見たほうがいい!

21:30 ヴィクトリアピークで夜景の締めくくりを
シンフォニー・オブ・ライツをしっかり堪能したら、旅の1日目の締めくくりにヴィクトリアピークへ。
山頂からは、香港島から九龍まで広がる大パノラマが待っています。
光の粒が宝石のようにきらめき、思わずこう思いました。
「今、自分は旅をしているんだな」――そんな感動の瞬間。
おすすめのビュースポットは「ライオンホール(Lions Pavilion)」。
ピークタワーという有名な建物の近くにあり、ヴィクトリアハーバーを正面から一望できます。無料なのも嬉しいポイント!
アクセス方法は主に2つ。
人気のピークトラム(雰囲気重視。ただし夜は混雑しやすい)
中環(セントラル)から出ている15番バス(実用性重視)
筆者は、遅い時間ということもあり、確実な手段である15番バスを利用しました。
15〜20分おきに運行されており、約30分で到着します。

この時間だとピークトラムは混んでいるかもしれません。

23:30 セントラル駅 or ホテル周辺で晩ごはん
ヴィクトリアピークからの帰り、15番バスの終点はセントラル。
ちょうど夜も遅い時間ですが、このエリアならまだ大丈夫。
セントラル周辺には深夜営業の飲食店も多く、1日の締めくくりにぴったりです。
筆者はセントラル駅から少し歩いたところで、以下のお店に立ち寄りました(詳細は別途記載)。
旅の余韻に浸りながら、あたたかいごはんを味わえる幸せ――まさに「一日やりきった!」という気分でした。
✅ Day1まとめ:夜景で始まる香港の旅
初日は、昼の到着から夜まで、香港の「顔」をぎゅっと凝縮した1日。
チムサーチョイの雑多で賑やかな雰囲気から、アベニュー・オブ・スターズでの優雅な海辺の散歩、そしてヴィクトリアピークでの圧巻の夜景――。
香港らしさがぎゅっと詰まった濃密な1日でした!
📌 Day1の主なスポット
✈️ 昼:香港国際空港着(東京発深夜便)
🏨 ホテルチェックイン
👟 チムサーチョイ散策&グルメ
🌅 アベニュー・オブ・スターズで夜景スタンバイ
🌃 シンフォニー・オブ・ライツ(20:00〜)
🏞️ ヴィクトリアピークから絶景ナイトビュー
🍜 セントラルで晩ごはん(深夜営業あり)
【Day2】香港の文化に触れる

9:00 黄大仙祠で祈りを
旅の始まりは、香港の有名なパワースポット「黄大仙祠(ウォンタイシン)」から。
地元の人たちが本気でお参りしている場所で、観光地としてだけでなく、“今も生きる信仰”を肌で感じられる貴重な体験です。
風水に基づいた構造や、赤く連なる灯籠、線香の香りが漂う境内はどこか神聖で、気が引き締まるような朝になります。
所要時間はおよそ1時間を想定。
ホテルからの移動距離や、前日の疲れ具合に応じて、ゆったりとスタートしてOKです。
もし時間に余裕があれば、周辺を少し散策したり、次のスポットへ早めに向かっても大丈夫◎
最寄りの黃大仙駅から深水埗駅へ(約15分)。

ガツガツ来る路上販売には注意しましょう!

11:00 深水埗(シャムスイポー)でローカルに触れる
ガイドブックだけでは知りえない、香港の“素の顔”に出会えるエリア。
市場、雑貨、B級グルメがひしめきあう通りは歩くだけでも楽しく、
ついあれもこれも撮りたくなるフォトジェニックさもあります。
お昼ごはんも、ぜひこのエリアで!
ローカルフードを気軽に楽しめるので、香港グルメの入口としてもぴったりです。
時間に余裕があれば、MTRで少し南下して、旺角駅〜佐敦駅のあいだをふらりと散策するのも◎
このあたりは夜にも訪れますが、昼は買い物や街歩きがしやすく、落ち着いた雰囲気なので、また違った魅力があります。
その後は、深水埗駅からMTRで九龍駅へ(約25分)。次の目的地、M+へ向かいましょう!

13:00 M+でモダンアートに浸る
香港が誇る、アジア最大級の現代美術館。
中国本土からアジア、そして世界の現代アートまで、圧倒的スケールで網羅された空間は、ただ歩くだけでも刺激的。
「旅の途中で、こんな贅沢な時間が過ごせるなんて」
ふとそんな気持ちになるほど、洗練されたひとときを味わえます。
建築そのものもアートのようで、大きな窓からビクトリアハーバーを見渡せるカフェや屋外スペースもおすすめポイント。
⏰ 所要時間の目安は?
アートの楽しみ方は人それぞれ。
筆者は3時間ほど滞在しましたが、「もっとゆっくり見たかった」と感じたので、このコースでは余裕をもって5時間ほどを確保。
「そこまで見ないかも…」という方は、次のような時間調整もおすすめです:
・前の深水埗エリアをもう少し深掘りする
・最寄りの九龍駅〜ELEMENTSモール周辺を探索する
無理に詰め込まず、自分のペースで“アートのある旅”を楽しんでみてください 。

18:00 スカイ100で空から街を見下ろす
M+から歩いてすぐ。次は、ビル群のてっぺんへ。
「スカイ100」は、九龍にある香港一高いビル「ICC(環球貿易広場)」の100階にある展望台。
エレベーターで一気に上がると、そこには九龍と香港島の両方を一望できる大パノラマが待っています。
ちなみにこの時間帯だと、季節によって見える景色が異なります。
・夏:ドラマチックな夕焼け空
・冬:ビルの光が浮かび上がる幻想的な夜景
自分は冬に訪れたので夜景を堪能しました。
MTR九龍駅から香港駅へ移動(所要約5分)。
いよいよ、この日のハイライトへ――!

20:00 オープントップバスで風を感じる夜景旅
夜のメインイベント、オープントップバスに乗車!
キラキラのネオンが頭上に広がるナイトクルージングは、まさに非日常体験。
風を感じながら走るこの時間は、旅のハイライトのひとつです。
オープントップバスについては、予約の方法や感想も含めて、以下の記事でまとめています。
是非ご覧ください!

香港オープントップバス完全ガイド
現地で安く乗る方法とおすすめの楽しみ方
バスの所要時間は約45分。
夜の風を浴びながら、ネイザンロードの光の海を走り抜ける体験は、きっと忘れられない思い出になります。

雨でなければ是非体験して欲しい!
バスの終点はチムサーチョイ付近。
きらめくネオンの海を駆け抜けたら、ここでバスを降りて、次の目的地へ向かいましょう!
夜の街第2ラウンドは、「旺角(モンコック)」エリアからスタートです。
MTRを使えば、チムサーチョイ駅から旺角駅まで約5分。
🚇 ちなみにチムサーチョイ駅は、「イーストチムサーチョイ駅」と隣接していますが、こちらから乗らないように!
「チムサーチョイ駅(Tsim Sha Tsui)」から荃湾線(Tsuen Wan Line)に乗りましょう!

21:00 ネイザンロード&ナイトマーケット
旺角駅を出たら、そのまま南に向かって歩きましょう!そのままナイトマーケットやネイザンロードの探索へ。
人混みや喧騒、屋台の匂い、看板のネオン……まさに「これが香港!」な雰囲気が漂います。
途中立ち寄るスポットは以下がおすすめ!
・女人街(トンチョイストリート)
・上海街(シャンハイストリート)
・男人街(テンプルストリート)
そのほかにも、金魚がたくさん泳ぐ「金魚街」や、スニーカー専門店が立ち並ぶ「スニーカー街」など、見どころは盛りだくさん!時間や体力と相談しながら、あなた好みのスポットを散策してみてください✨
🍜 夜ごはんは、お腹と相談!
そろそろ、お腹もペコペコな時間ですよね?
ご安心を。この一帯は夜遅くまで営業している飲食店が多数!
「ここ気になる!」と思ったら、迷わずINしてみてください。
ちなみに筆者は、エビワンタン麺が有名なこちらのお店を訪れましたよ♪
麥文記麵家(Mak Man Kee Noodle Shop)
▶ Googleマップで開く
✅ Day2まとめ:濃密な“体験”の日
Day2は、信仰・生活・アート・夜景と、まさに“香港の多面性”を感じられる1日でした。
“観光”と“暮らし”の間を歩くような、そんな一日。
街のリズムに自分のテンポを重ねて、
「この街にいる自分」を少しだけ好きになれる――
そんな体験になると思います。
📌 Day2の主なスポット
🙏 黄大仙祠
👟 深水埗ローカル探索
🎨 M+(昼〜夕)
🌇 スカイ100(夕景)
🚌 オープントップバス
🌃 ナイトマーケット&ネイザンロード
【Day3】アートと街歩きで締めくくる一日

8:00 モンスターマンションで始まる、旅の最終日
旅の締めくくりは、やっぱりこの場所から。
巨大な高層住宅がすり鉢状にひしめき合う「モンスターマンション(怪獣大廈)」は、ただそこに立つだけで、圧倒的な“現実”を突きつけてきます。
香港で暮らすということの厳しさ。
そして、その中で確かに営まれている、無数の命の温度。
観光スポットとして知られるこの場所にも、間違いなく生活があって、日々がある。
光の差し方、建物の角度、構図――
まるで自分が映画のワンシーンに迷い込んだような、不思議な感覚に包まれます。
特に朝の時間帯は、光と影のコントラストが美しく、観光客も少なめでおすすめです。

住宅街なので騒ぎすぎないのが好ましいです。

8:30 太古駅~中環駅間をトラムで気ままに街めぐり
モンスターマンションを後にしたら、トラムでのんびり移動タイム。
気になるエリアで途中下車しながら、自由気ままに街を歩くのがこの区間の醍醐味です。
高層ビルの谷間を縫うように進むトラム。
ふと目をやれば、不動産広告に驚いたり、古い日本語の看板を見つけたり――
歩くたびに、香港の“違う顔”が現れます。
小腹が空いたら、パン屋さんでエッグタルトなんてどうでしょう?
筆者は思わず2個食べました。
車窓から「ここ気になる!」と思ったら、ぜひ迷わず降りてみてください♪
きっと、それも旅の思い出になります。

12:00:中環(セントラル)駅~西營盤(サイインプン)間を街歩き
トラムを乗り継いで、たどり着いたのは香港の中心「セントラル」エリア。
高層ビルが林立するビジネス街でありながら、実は街歩きの宝庫でもあります。
・世界最長の屋外エスカレーター
・おしゃれなカフェやローカルショップ
・坂や路地が入り組んだ、歩くだけで楽しい地形
あえて地図を手放して、気の向くままに歩くのもおすすめ。
そのまま西へ足をのばせば、至るところにウォールアートが!
そして、アートと下町が混ざり合う「西環(サイワン)」へ到着します。
住宅街の壁に突如あらわれるウォールアートは、まさに“街ごと美術館”。
「ここにも!」「この絵好き!」そんな小さな発見が、旅の終わりをやさしく彩ります。

お気に入りのアートを探してみてね!
そして忘れちゃいけない、グルメタイム!
気になるお店にふらっと入るも良し。
私は以下のお店で食事をしましたが、四川料理のお店(川之源)の四川ラーメンがイチオシ!
九記牛腩(Kau Kee Restaurant)
▶ Googleマップで開く
川之源(River Sichuan Restaurant)
帰路は、14:50発のエアポートエクスプレスで香港国際空港へ(約25分)。
あとは、旅の余韻にひたりながら空の旅をお楽しみください。

15:20 HKIA(香港国際空港)
名残惜しいですが、いよいよ香港ともお別れ。
国際線利用の場合は、2時間前には空港に到着しておくのが安心です。
「え、2時間前で大丈夫?」と思うかもしれませんが、
日本のパスポートなら出国手続きは拍子抜けするほどスムーズ。
筆者のときは、なんと10分で完了して驚きました!(でも、混雑する日もあるので余裕は大事)
空港に着いたら、お土産を買ったり、最後のごはんを食べたり。
旅の余韻を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。
💡 帰国便と、モデルコース調整のヒント
今回のモデルコースでは、香港エクスプレスの羽田行き(17:35発)を想定しています。
・羽田(HND)行:17:35発 → 22:55着
到着がやや遅めなので、帰宅手段などは要確認。
到着した後に入国審査などの手続きもあるので、到着時刻は+30分くらい見ておくと◎
そして万が一飛行機が遅れるリスクもあります。
そこで、「この時間キツいかも…」という方に向けて代替案もご紹介:
・羽田(HND)行:23:40発→05:00着
➡旅の最終日もめいっぱい遊べる!深夜便派におすすめ
・成田(NRT)行:14:15発→19:45着
➡Day3のコースはかなり短縮する必要あり
🔄 Day3は“調整しやすい構成”に!
実は上記をふまえて、Day3は香港島北部を中心とした「街歩き系スポット」に絞っています。
どの便を選んでも、旅の終盤を自分のペースで調整しやすいように設計済み!
出発時刻にあわせて、
「トラムを早めに切り上げる」
「セントラルでのんびりランチだけにする」
など、あなたの旅にフィットする形でアレンジしてくださいね!
✅ Day3まとめ — 街を歩きながら、自分と向き合う日。
旅の締めくくりとなるDay3は、“街そのもの”を味わう一日。
観光地ではないけれど、強く印象に残る風景。
静かに流れる時間のなかで、
ふと立ち止まり、今の自分と向き合うような——
そんな旅の終わりにぴったりの時間が待っています。
📌 Day3の主なスポット
🏢 モンスターマンション
🚋 トラム途中下車の街歩き
🌇 セントラル〜西環のゆったり散策
🍜 ローカルグルメで旅のしめくくり
🛫 香港国際空港
📌旅のTIPS:時間に余裕がある方へ
モデルコースに組み込むには、少し工夫が必要ですが──
ここで紹介するのは、どれも魅力的なスポットばかり。
時間に余裕がある方や、マカオをじっくり満喫したい方にぜひおすすめしたい、そんな場所です。
寄り道して、自分だけの特別なマカオを見つけてみてくださいね。
🐟 タイオー(大澳)場所はこちら!
水上家屋のある“もうひとつの香港”。
実は私はこの場所に行けてないのですが、すごく気になっています。
のどかな漁村の風景が広がる「タイオー」は、都市とはまったく違う顔を見せてくれる場所のようです。
水上家屋やのんびりした空気に癒されそうですね。
✅ おすすめの差し込みポイント:Day1 朝〜昼(HKIA到着直後)
香港エクスプレスの深夜便を利用すれば、早朝に香港へ到着。
そのぶん行動できる時間も長くなるため、タイオー観光を組み込むことも可能です。
ただし、タイオーはクレジットカード非対応の店舗が多いと思われるため、HKIA(空港)または日本での両替・ATM利用で現金を準備しておくのがおすすめ。
また、深夜便特有の体力的なハードさや移動の不便さを“許容できるかどうか”も、事前に検討しておきましょう!

曾大屋(Tsang Tai Uk)
歴史と時間が染み込んだ客家の村落。
香港で“暮らしの歴史”に触れるなら、曾大屋がおすすめ。
客家文化が息づくこのエリアでは、現代とは違う時間の流れを体感できます。
✅ おすすめの差し込みポイント:Day2 朝(黄大仙祠のあと)
黄大仙祠を早めに訪れる or 深水埗を省略することで時間を確保できます。
どちらを取るかは、あなたの旅のスタイル次第!

ストーンカッターズ橋(Viewing Point)
工業地帯の夜景に、心を奪われる。
きらびやかな観光地とは違い、“港湾都市・香港”に出会えるスポット。
コンテナ、クレーン、そして巨大な橋のシルエットが、夜の光に照らされて静かに輝く――
観光客が少ないぶん、じっくり景色を堪能できます。

アクセスが少し悪いけど、超穴場スポット!
✅ おすすめの差し込みポイント:Day2 夜(オープントップバスのあと)
最寄のLai King駅からバス87A+徒歩で約30分。
その後、旺角駅へはLai KingからMTRで直通なので、モデルコースのナイトマーケットにも無理なく復帰できます◎
おわりに
旅って、計画してる時が一番楽しかったり、予想外の出来事に振り回されたり、
「また来たいな」と思った瞬間にふいに終わったり。
今回のモデルコースは、あくまで“私が歩いた香港”のひとつのかたち。
でもきっと、あなたが歩けば、まったく違う香港が見えてくるはずです。
きらびやかな夜景にときめいたり、地元の人と笑い合ったり、
ふと見上げた空の青さに立ち止まったり。
そんな一瞬一瞬の「好き」が、旅を特別にしてくれる。
このモデルコースが、あなたの旅のヒントになったら嬉しいです。
そして、もし香港を歩くことがあれば、
あなただけの“旅の記憶”を、てくてくと探してみてくださいね。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました!