香港一人旅で役立ったアイテムとアプリ3選

この記事では、旅の途中で実際に役に立ったアイテムとアプリを、写真と一緒に紹介します。 
次に香港へ行く誰かの参考になればうれしいです。

香港一人旅で役立ったアイテムとアプリ3選

①公共交通機関情報アプリ

MTR(地下鉄)やバスに関するアプリがとにかく便利でした!
MTRやバスが何分後に来るかがすぐわかる機能は、街歩きのときに本当に重宝しました。
特に香港のバスは時刻表通りに来ない!でも、アプリだと次に来る時刻が正確に反映されている印象でした。

以下、おすすめのアプリをご紹介します。

MTR Mobile

香港の地下鉄「MTR」の公式アプリ。

✅路線図・運行状況・運賃がすぐわかる
✅ 乗り換えの目安時間や出口情報も見られる
➡特に、最寄駅からどの出口を出るべきかがわかるのが助かる

使いこなすまでに少しコツは要りますが、慣れれば意外と便利なアプリです。
とはいえ、香港のMTRはそこまで複雑ではなく、中心地なら本数も多いため、
慣れてくると使う機会は自然と減っていきました。

それでも、いざという時のために入れておくと安心なので、ご紹介しておきます!

アプリはApp Store・Google Play から無料でダウンロードできます。

iPhone用 

Android用

Citybus

香港島を中心に走るバス会社”Citybus”の公式アプリ。

✅ 時刻表・バスの現在地・停留所の地図表示
✅ バス番号からルート検索ができて便利
→ 混雑状況や次のバスの到着時間も見られて安心

特によかったのは、バス番号からルート検索できる機能
「Googleマップでいいのでは?」と思いがちですが、実は遅延情報までは反映されていないことが多いんです。

その点、このアプリならリアルタイムの遅れも表示されるので、
「え、バス遅くない!?」という時でも、すぐに確認できて安心。
予定が立てやすくなるのがうれしいポイントです♪

iPhone用 

Android用

HK Sightseeing

上記”Citybus”アプリの観光に特化したバージョン!
オープントップバスに乗る場合などはこちらでお気に入りのルートを探すのがおすすめ!

iPhone用 

Android用

筆者も観光バスを利用しました。
その記録は以下の記事でまとめています。

香港 オープントップバス 夜景

香港オープントップバス完全ガイド

現地で安く乗る方法とおすすめの楽しみ方

“Citybus”アプリは結構使ったよ。

バスは電車と比べてどうしても遅延しがちだからね。

Uber

香港のタクシー配車アプリといえば、
以前は「HKTaxi」が定番でした。

しかし、2025年4月1日をもってHKTaxiはサービス終了し、
運転手・利用者ともにUberアプリへ移行しています。

そのため現在、旅行者が「アプリでタクシーを呼びたい」ときは、Uberを使うのが最も確実です。

HKTaxiの情報は古くなるため、「Uberでタクシーを使う方法」を知っておくだけで十分安心して香港を移動できます。

香港版Uberは、

✅一般車のUber(UberXなど)
✅公式タクシー(的士)を呼ぶ機能(Uber Taxi)

どちらも同じアプリから呼べる のが大きな特徴です。

旅行者にとっては、

など、安心感がとても大きいです。

✅ぼったくり防止(メーター式/料金明示)
✅行き先をアプリで送れる(説明不要)
✅キャッシュレスで支払い可能

など、安心感がとても大きいです。

呼び方は超シンプル(3ステップ)

①Uberアプリを開く
②現在地と行き先を入力
③「Uber Taxi」または「Uber X」を選んで呼ぶだけ

実際に使ってみると、
香港は交通量が多いので 到着が早い のが嬉しいポイント。

支払い
  • クレジットカード

  • PayPal

どちらもアプリに登録しておけば、降車時の支払いが不要。
とくに深夜に便利です。

②オクトパスカード(Octopus Card / 八達通)

💡オクトパスカードとは?

香港での移動に絶対に持っておきたいICカード
日本のSuicaやICOCAのような交通系ICカードで、以下の特徴があります。

✅MTR・バス・トラム・フェリーすべて対応
✅ コンビニやレストラン、スーパーでも利用可能
✅ カードをかざすだけで、小銭いらず&超スムーズ

🏪 オクトパスカードの購入方法と料金

香港国際空港の到着ロビーやMTR各駅のカウンターで購入できます。
ちなみに私は
セブンイレブンで購入しました。
“一般用(Standard Octopus)カード”と、旅行者向けの”ツーリスト用カード”がありますが。
違いは以下の通り。

・一般用(Standard Octopus)カード

合計:150HKD(約3,000円)
 - デポジット:50HKD
 - 初期チャージ:100HKD

・ツーリスト用カード

合計:39HKD(約800円)
 – カード料金で39HKD(デポジット無し)
 - 初期チャージ無し

どのみち100HKDはチャージはすることになると思うので、正直違いはデポジットのみ。
デポジットの場合は、手続きを行えば返金処理されます。
ただ、手続きの時間がもったいないですし、記念のつもりで私はツーリスト用を購入しました。

ちなみに、コンビニではそのままチャージも可能だったので、ついでに追加チャージするのもおすすめです。

クレジットカードメインでいくか要相談ですが、オクトパスカードは様々な場所で使えるので、
一般用カードだとしても、おそらく初期のチャージ金額だと足りなくなると思います。

✍ 実際に使ってみた感想

今回は、交通機関の支払いに限定してオクトパスカードを使用しました。

香港ではバスやトラム、MTRなど公共交通をフル活用することになるので、
毎回の小銭のやりとりや運賃確認の手間がなくなるのは本当に快適!
最初は「デポジットちょっと高くない…?」と思いましたが、
それを補って余りある便利さでした。

💰 補足:現金払いの“ややこしさ”も感じました

香港では「HKD(香港ドル)」が使われていますが、紙幣と硬貨の種類がとても多いのが特徴。

特にややこしいのが、10HKDに紙幣と硬貨の両方が存在すること!
慣れていないと、お釣りの受け取りや金額の感覚が分かりづらくて、現金管理が地味にストレスになります。

その点でも、交通料金だけでもオクトパスカードを使って正解だったなと思いました。
現金の出番を減らせるだけで、かなり快適です✨

📸 以下の写真は実際に持ち歩いていたHKDの一部。
※これ以外にもさまざまな種類の紙幣や硬貨があり、財布の中で混在して大変でした…!

📊 実際に使った金額(参考)

筆者は3日間の旅で、合計 約350HKDをチャージ。
メインの移動手段はバスとMTRだったので、このくらいで十分でした。

ほぼ使い切ったことを考えると、かなり効率よく活用できたと思います!

公共交通機関をたくさん利用する予定の人や、少しで旅行を快適にしたい方は必須!

ツーリスト用なら可愛いデザインだし記念に欲しいかも。

🍎 iPhone版 オクトパスカードアプリ|Octopus for Tourists

香港旅行者が最も簡単にオクトパスを使えるのが、
iPhoneでの 「Octopus for Tourists」アプリ+Apple Wallet の組み合わせ です。

App Storeで「Octopus for Tourists」をダウンロードし、
Apple IDでサインインしたら 「Add New Octopus」 を選択するだけ。

  • 日本のクレジットカード(Apple Pay経由)でチャージOK

  • 旅行者でも新規発行できる

  • 空港で物理カードを買わなくていい

  • ウォレットアプリに登録して“エクスプレスカード設定”すれば
     iPhoneをかざすだけでMTR/バス/トラム/コンビニの支払いが完了

物理カードにこだわりがないiPhoneユーザーなら、これが一番ラクで、最もトラブルが少ない方法です。

🤖 Android版|「Octopus 八達通」アプリ(旅行者には不向き)

Androidにも専用アプリがありますが、
旅行者が使いこなすのはほぼ不可能です。

理由は:

  • 香港電話番号が必要

  • 香港発行のクレジットカードでしかチャージできない

  • 在住者向けサービスが中心

そのため、Androidユーザーは到着後に物理オクトパスカードを買うのが唯一確実な方法です。
空港・駅・コンビニですぐ買えます。

③羽織りもの(冬はとくに!)

香港は日本より暖かく、冬でも日中はぽかぽか陽気!
…と思いきや、朝晩はわりと冷えました。

特に、オープントップバスに乗っていたときは風が強くて寒く、軽い羽織りものが大活躍でした!

あれ、でも結局風邪ひいたんじゃなかったっけ?

つ、疲れからきた風邪かもしれないし。。。

羽織ものは“安い物でも良い”ので、1枚あるだけで安心感が段違いです。

▼ 春・秋など、暖かめの季節におすすめ

軽くて持ち運びやすく、夜風よけにぴったりです👇

▼ 冬・少し肌寒い時期におすすめ

香港は日本ほど冷えませんが、オープントップバスはしっかり寒いです。
夜歩きや早朝散歩にも使えて、デザインも可愛いのにメンズでも普通に着こなせる万能タイプ👇

番外編:香港の地図アプリはGoogleマップとCitymapper

香港は道路が複雑で、バス・MTR・ミニバスなど交通手段も多いので、
地図アプリは2種類使い分けると圧倒的にストレスが減ります。

私は旅中ずっと Googleマップ をメインで使っていましたが、
公共交通の細かいルートは Citymapper が一番正確でした。

🟩 Googleマップはやっぱり最強!旧市街・バス移動にも大活躍

言うまでもないかもしれませんが、Googleマップには本当にお世話になりました。
特に香港旅行の醍醐味は「街歩き」。
Google Mapsは
とにかく 「街歩き」 との相性が良くて、地図を見ながら散策するときは常にGoogleマップを開いていました。現在地から目的地までのルート表示はもちろん、周囲の雰囲気や距離感も把握しやすく、街歩きにぴったりでした。

⚠ 精度には個人差がある?念のための準備も

ネット上では「Googleマップの現在地がズレることがあった」という声も見かけましたが、
私の旅ではそうしたトラブルはほとんど発生しませんでした。
ただ、念のための代替手段を持っておくと安心です

代替案:Googleマップのオフラインマップ保存機能
→ 旅行前に香港全体の地図を保存しておけば、ネットが不安定な場所でも迷わず使えます

🟪 Citymapper|バス・MTRのルート検索はこれが最強

Google マップアプリでも、公共交通機関の情報を閲覧できます。
ただし、香港で交通アプリを1つ選ぶなら、Citymapper が本当に優秀。

  • バス・MTR・トラム・フェリーを一括検索

  • 所要時間が正確

  • 乗り継ぎ案内がわかりやすい

  • バス停の位置が正確

  • Googleマップより交通情報が早い

Googleマップが弱い“バスの正確な時間・ルート” を完全に補完してくれます。
香港はバス文化が強いので、Citymapper があると旅の自由度が一気に上がります。

✨まとめ

実際に現地で使ってわかった、リアルな声を正直にまとめました。

これから香港へ旅立つ誰かの参考になって、
その旅がスムーズで、楽しいものになりますように!