ペナンの街には、自由気ままに生きる「小さな住人たち」がたくさんいました。猫、犬、サル、鳥、……人間のすぐそばで、のんびりと、自分の時間を生きている姿は、見ているだけで心がほどけていくようでした。
ペナンの街角で出会った、ある猫ちゃんの物語。恋して、追いかけて、そしてほんの少し切なくなる――そんな小さなドラマが、今日もどこかで静かに続いています。
手すりの上にそっと佇む猫ちゃん。今回の主人公。
「あっ…あの子…!」視線の先にはクロネコちゃんの姿が。主人公猫ちゃんの目は、まるで初恋に落ちたみたいに輝きます。
「よし…今だ!えいっ!」小さな勇気を胸に、そっとクロネコちゃんに近づく主人公猫ちゃん。頑張れ…!
「えっ、まって…!」クロネコちゃんは一瞬で飛び降りて逃げてしまいました。取り残された猫ちゃんは、その場でポツンと座り込みます…。
「あの子…もう振り向いてくれないのかな…。」下に降りたクロネコちゃんを、遠くからじっと見つめる猫ちゃん。背中に切なさが滲んでいます。
寂しそうに伏し目がちな猫ちゃん。…大丈夫、きっとまたいい出会いがあるよ。
ペナンの街を歩けば、すぐそばにサルたちの世界が広がっている。動物園じゃない、ここは彼らの日常。そんな“共存”を間近で感じる、不思議でワクワクする時間でした。
歩道を歩いていたら、目の前に突然カニクイザルが…!まるで人間の世界と自然が地続きになったような感覚に、思わずビビりました。動物園じゃなくて、ここが「リアルな生活圏」なんだと気づいた瞬間。マレーシア、やっぱりすごい。
木の上でこちらをじっと見つめる黒い体のダスキーリーフモンキー。よく見ると、その腕にはふわふわのオレンジ色の赤ちゃんがしっかり抱かれていました。赤ちゃんを守るその優しい瞳に、思わず胸が温かくなりました。
ペナンの街には、人間だけじゃなく、気ままに過ごす動物たちの小さな物語もありました。のんびり、自由に、そしてちょっと気まぐれに――。彼らの姿は、街の景色をもっと面白くしてくれます。
朝の街角で出会った、ぐったり犬たち。マレーシアの太陽は朝から全力で、彼らは「今日はもうお休みモードでいいや」とでも言いたげ。みんなして道ばたや日陰で寝そべる姿に、むしろちょっと羨ましさすら感じました。
え、寝てる…?それとも考えごと中…?結局どっちなのか、最後までわからずじまい。でもこの「気まぐれ全開」な感じが、猫界のプロフェッショナルって感じで最高でした。
マレーシアやシンガポールでよく見かけるジャバン・ミーナ。つやつやした黒い羽と、くっきり黄色いくちばし&目元がチャームポイント。街中をスタスタ歩く姿は、まるで「ここのボスはオレだ」って言ってるみたいでした。
ペナンでは、ニワトリがそこらへんを普通にお散歩中。しかも、多くの場合はオスとメスが仲良くペアで歩いてるんです。まるで「夫婦で朝の市場デート」みたいで、見てるこっちがちょっとほっこりしました。
ペナンの街並みと海、そして夜の風景たち
ペナンのウォールアートと観光名所めぐり
祈りの風景と宗教建築