香港 - マカオ間のバス移動

深夜便のリアル体験

今回のマカオ旅は、まず深夜に香港空港へ到着するところから始まりました。

早朝の便で香港に着いたあと、どうやってマカオへ移動するか――

実はこのとき、定期的に実施されている「無料シャトルバスでマカオへ行ける」という情報を事前に見つけていたんです。

結果的にこの選択が大正解!
入国審査なし・スムーズにマカオ入りできるという、ありがたすぎる移動体験となりました。

このページでは、
実際に利用した無料バスの流れや深夜の空港での過ごし方、マカオ側での動き方に加え、マカオから香港に戻る時までの一連の流れを、「旅のリアル体験」としてわかりやすくまとめています。

香港 – マカオ間の移動を予定している方の参考になればうれしいです。

ちなみにここで記載している体験、特に香港➡マカオのルートについては、お金はかかってしまいますが無料期間でなくても同じ方法で乗車可能です。

みろん

一人で旅をして写真を撮るのが好きです。絵も少しだけ。

✈️ 深夜に香港到着 → マカオへ無料バス移動

私は今回、香港空港に深夜到着後、無料のシャトルバスでマカオへ移動しました。バス会社は“Macau Hong Kong Airport Direct”です。

Macau Hong Kong Airport Direct 

空港からのバス移動なのに、なんと入国審査不要という驚きの楽さ!

このページでは、深夜バスの流れや待機場所、乗り場、マカオ側での入境後の動き方までを、「実際にどうだったか」ベースで詳しく紹介していきます。

📍 無料バスの利用方法と注意点

✅ 入国審査はナシ(香港に入国しないまま乗れる!)

この無料バスは「Transit扱い」なので、香港に正式に入国せずにマカオへ行けます
パスポートチェックもなく、すごくスムーズ!

逆に、このバスを利用する場合は絶対に入国審査をしてはNGです!!あくまで香港はトランジットという扱いになるため、バスカウンターも出発ロビーと同様のフロア(チェックイン後のフロア)にあります。そのため、一度入国をしてしまうと”Macau Hong Kong Airport Direct”のバスを利用できなくなります。

とはいえ、万が一誤って入国してしまったら。。。安心してください。別のバス会社でマカオに向かう事ができます。詳しくは以下のリンク先のご確認ください。

HZMBUS公式サイト 

詳しい乗り方 

 ちなみに、無料期間開催中でない場合は”Macau Hong Kong Airport Direct”だと280MOP(約5500円)かかってしまいます。反面、”HZMBUS”の場合は65~70MOP(約1300~1400円)のため、上記リンク先で紹介している方法の方が安いです。

✅ 予約カウンターと受付の流れ

香港空港内に予約カウンターがあり、当日でもカウンターで予約可能とのこと。ただ、当日の無料バスの利用数に上限があることや、現地での予約に時間がかかりバス時間に間に合わなくなるリスクなどを考慮し、私は事前にWEB予約を行いました。予約は以下のサイトから行えます。

Macau Hong Kong Airport Direct 

私の場合は深夜便の飛行機だったので、バスのチェックイン時間まで空港内で待機しました。

ちなみにチェックインは出発時刻の一時間前から可能で、30分前までには完了させる必要があります。

カウンターまでの道のりについてですが、、、もっと写真を撮っていれば詳細にご説明できたのにと、後悔しています。ざっくりとした道のりになりますが、以下の画像の様に案内板を目印に進んでください。「澳門」と書いてある方の矢印に進むだけ!!これさえ覚えておけば大丈夫です!フェリーとバスのカウンターの2つがあるので、そちらだけ注意してくださいね。

HKIA
バスカウンターへの案内板目印

💤 深夜の待機場所&過ごし方

香港国際空港に到着したのが4:30分頃。一方で、バスの出発時刻は8:30。チェックインが1時間前の7:30からなので、3時間ほど待機する必要があります。幸いにもバスカウンター付近に休憩所スペースがあります。そこで休憩、もしくは仮眠を取りましょう。

– コンセントあり
– 明るすぎず、静かで落ち着いた雰囲気
– 他にも仮眠をとっている人が多く、逆に安心できる

バスカウンターへの道のりは1つの上のセクションで画像でご紹介している通りです。

🚍 バス乗り場までの流れ

バス利用者にはシールを渡されるので、それを服に貼るよう案内されます。いわゆる、乗車券の一部で、スタッフさんがバス利用者をすぐに判別できるようにするための施策だと思われます。

マカオ行バス 乗車券
バス利用者の証

その後は、

– 電車に乗ってバスターミナルへ移動(バスカウンターで案内あり)

– バスターミナルへ到着後、待合スペースでしばらく待機

-バスが到着し乗車する

という流れでバスに乗車します。1つめで紹介した「電車に乗ってバスターミナルへ移動」についてですが、実は香港国際空港にマカオ行へのバス乗り場はありません。バス乗り場へは電車で少し移動する必要があります。もちろんこの電車も無料ですし、バス乗り場に移動するための専用電車ですので、街中で走っているものとは異なります。

バスカウンターで案内がありますが英語です。もし聞き取れなかった場合は少し不安ですが、安心してください。バスチケットカウンターの向かって左手側に下に降りるエスカレーターが見えます。このエスカレーターで下に降りれば良いだけです。

それでも不安な場合に、もう1つだけ目印があります。エスカレーター付近には改札があり、そこで乗車券を提示する必要があります。逆にそれがあるかどうかで正しいエスカレーターに乗っているかどうかが分かります。改札の無いエスカレーターはバス乗り場行きではないという事ですね(2024年12月末時点の情報)。

🛂 マカオ側での入境と移動の流れ

マカオの入境所に到着すると、ここで初めて入国審査。私のときは顔パスでスムーズに通過できました。日本のパスポート、最強です。

入国審査所から1Fへ下りるとバスターミナルがあり、ここから自由に市内へ移動可能です。

以降のバスを利用したマカオ内の移動については、Googleマップでルート確認が超便利だったので、

👉 [マカオ旅で役立ったアプリ3選]もチェック!

マカオ 市街地

マカオ一人旅で役立った アイテムとアプリ3選

本当に役立った旅の相棒たち。

🚌 帰り:マカオ→香港は有料バス(70MOP)

マカオに行く時とは別のバスを利用しました。というのも、行きで利用したバスは夜間の運行がありません。しかし、別のバス会社であれば24時間運行していて安心!いつでも香港に向かう事が可能です。今回はHZMBUSさんを利用しました。

HZMBUS公式サイト 

深夜と昼で本数が異なるので、時刻表は要チェック公式サイトの時刻表ページ によると、以下の運行間隔となっております。

-06:00 – 23:59:ピーク時は5分間隔。それ以外は10~15分間隔。

-00:00 – 05:59:15~30分間隔。

バス乗り場は以下の場所にあります。

私はネット予約せずに、現地でそのまま購入しました(70MOP)。ちなみに、06:00-23:59の利用の場合は65MOPで購入できます。

ちなみに、HZMBUS乗り場までは市内バスで向かう必要がありますが、マカオでは市内バスも24時間運行です。さすが夜も眠らない町。。。カジノ産業が盛んなおかげだと思います。

🛃 出国審査 → 香港入国

バス乗車の前に出国審査がありますが、こちらもスムーズ。顔パスでした。 バスは深夜でも目立っていて見つけやすいので、そこは安心だと思います。深夜でも利用者は多いので、わからなくても周辺の人についていけばたどり着けます。 香港側についたら入国審査を通過。行きで利用したバスとは異なりトランジット扱いではないので注意!

🛃 最後にちょっと本音...

今回、無料シャトルバスでマカオに行けたのは本当にありがたかったです。
深夜の香港国際空港で仮眠もできたし、入国審査も不要でスムーズ。
しかも、お金が一切かからないというのは、正直かなり魅力的でした。

ただ──
実際に体験してみて思ったのは、

「バスの始発まで3時間待つくらいなら…もうHZMBUSでマカオ行っちゃってもよかったかも?」

ということ。
確かに無料バスは楽でありがたいけれど、その待ち時間も、せっかくの旅の時間

HZMBUSの乗り方は香港観光局が分かりやすい資料を用意してくれています。入国審査の手間もほぼゼロでした。

HZMBUS公式サイト 

詳しい乗り方(香港観光局) 

なので、もしあなたが「すぐにマカオに行きたい!少しでも長く滞在を楽しみたい」と思うなら、無料バスにこだわらず、HZMBUSでサクッと移動するのも“あり”だと思います。

旅の時間も、ひとつの資源。

とはいえ、これも結果論ではあるんですよね。自分にとっては初の海外かつ一人旅だったので、特に入国審査にものすごい高いハードルを想定していました。そのため、始発バスまでの待ち時間を加味しても、入国審査が1回でも少なくなる手段を選択しました。

でも実際は顔パスでした。そのハードルが低いと分かった旅行後だからこそ、次はHZMBUSでもいいかなと思いました。もちろん昼に香港国際空港到着の場合は間違いなく無料バスを使いますけど!!待ち時間ほぼ無いので!

自分のスタイルに合った移動手段を選べると、マカオがもっと楽しくなりますよ♪

✍️ まとめ:深夜移動も安心!準備すれば超スムーズ

– 香港→マカオは無料バスがある場合はかなりラッキー!

– 飛行機が深夜香港着でも、空港での待機環境は快適で安心

– マカオ側でもスムーズに行動でき、1日目からたっぷり観光できます

– 帰りの香港行きの際にはHZMBUSを利用。こちらは24時間運行で便利

-無料バス期間でない場合や、深夜香港着で少しでも早くマカオに移動したい場合は、マカオへ行く際もHMZBUSの利用を推奨

最後に、今回のケースにおいて「どっちのバスを利用すればいいの?」という疑問を解決するために、以下の表を是非参考になさってください。

【今回のケース】

・マカオ行きバスの無料キャンペーン中(Airport Direct)

・深夜に香港国際空港着

項目

無料バス(Airport Direct)

HZMBU(港珠澳大橋バス)

利用料金

★★★★★(無料!)

★★★☆☆(70MOP)

移動の楽さ

★★★★★
(入国審査なし・乗換なし)

★★★★☆
(審査あり・バス乗り場まで自分で移動)

待ち時間

★★☆☆☆(始発まで数時間)

★★★★★(24時間運行&間隔短い)

時間有効活用

★★☆☆☆
(仮眠もできるが時間ロス)

★★★★★
(時間を無駄にしない)

利便性

★★★☆☆
(深夜帯の運行無し)

★★★★★
(24時間運行)

この記事が、香港空港からマカオへの移動を考えている方の参考になればうれしいです!

みろん

一人で旅をして写真を撮るのが好きです。絵も少しだけ。

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