香港勝手にランキング!

あらゆる部分を勝手にランキングしてみました

はじめに

香港って、どんな街?
夜景? ビル群? それともグルメ?
どれも正解だけど、実際に歩いてみると――
「うわ、ここ良すぎ」「え、こんなとこあるの!?」「ごはん強すぎない…?」
そんな驚きと感動の連続でした。

というわけで今回は、私なりの「香港の好き!」を、勝手にランキング形式でお届けします!

グルメ、街並み、アート、そして夜景。
定番からマイナーまで、完全主観で選んだランキングです。
「へ〜、そんな見方もあるんだ〜」って、ゆるく読んでもらえたら嬉しいです。

✨ 絶対に外せない!定番スポット

🥉 第3位 ヴィクトリア・ピーク(The Peak)

定番だからこそ納得の絶景!

バスに揺られてたどり着いたのは、香港島で最も高い場所。そこからは九龍半島まで一望できる大パノラマで、もうただただ「いい感じ!」な絶景でした。

夜景はネオンや車の光がまるで街を縫うように走り、住宅の灯りが遠くまで広がって…思わず旅情に浸っちゃいます。

アクセスはバスかピークトラム。混雑もありますが、それも含めて観光の醍醐味。結果、最高の思い出スポットでした!

🥈 第2位 モンスターマンション(怪獸大廈)

これが、香港の暮らし。

ひしめくように建つ高層住宅群。これが、モンスターマンション。
映画やSNSで有名になったこの場所は、香港の住宅事情を象徴しています。

「これでいて家賃も高い」と聞いたとき、都市の過密と暮らしの厳しさを感じました。
ただの撮影スポットではなく、人々の生活が息づく場所だということを忘れずに。
静かに、そっと訪れてほしい一角です。

🏆 第1位 シンフォニー・オブ・ライツ

光と音で感じる“世界の金融都市”

ビルの灯りがリズムを刻むように瞬き、空にはレーザーがまっすぐに走る。
毎晩20時、香港が“光と音のショー”に変わる時間です。

名前のとおり、まるで交響曲みたいな一体感。世界中の人がカメラを構える中、私もじっと見とれてしまいました。

「これが、世界に誇る金融都市の夜景か」
そう感じるには、十分すぎるスケール感でした。

王道だけど香港に行ったらシンフォニー・オブ・ライツは見てほしい!

🍽️ 食べてよかったグルメ

🥉 第3位 エビワンタンメン

海鮮の香り、しみわたる

ぷりぷりのエビが包まれたワンタンに、じんわりと旨みのあるスープ。
最初はあっさり。でも飲み進めるうちに、ふか〜い海の味が広がる不思議な一杯。

香港の麺って、ちょっと独特。日本じゃ味わえない食感もまた旅のスパイス。
しかもリーズナブルで、深夜営業。旅人にはありがたい要素だらけ!

ちなみに、ワンタンは……写真の麺の下にちゃんと隠れてます笑

🥈 第2位 香港式エッグタルト

やさしい甘さ、街角のごほうび

香港に来たら、エッグタルトは即買いでOK。
マカオ式と同じで程よい甘さで、ほろっとほどける優しい口あたり。

街角のパン屋さんにもあって、ふらっと買えるのも魅力。
なかでも「泰昌餅家」のエッグタルトは絶品!抹茶タルトなんかもあってワクワクします。

……ちなみに私、旅のあいだに10個以上食べました笑

🏆 第1位 四川ラーメン(紅焼牛腩麺)

ピリ辛だけど、クセになる味!

中環の西にある「川之源」で食べた牛肉麺が絶品でした。
しっかり厚い牛肉、ピリ辛だけどコク深いスープ、そして馴染みやすい麺。

香港でこのクオリティ・ボリューム・価格は反則級!
「また行きたい」と思える、まさに旅先の当たり飯でした。

※辛さ耐性ゼロの人は要注意。でも、辛いのが好きならぜひ!

香港の食費は全体的に高め!でも美味しい!

🌆 お気に入りの景色

🥉 第3位 オープントップバスからの夜景

風を感じる、きらめく特等席

香港といえばこれ!オープントップバスに乗れば、目の前に広がるのは夢のような夜景。
ビルの光、ネオン、ショッピングモール――「夜景好きならこれ!」が全部詰まっていて、思わず笑顔に。

シンフォニー・オブ・ライツやスカイ100で見た光たちを、今度は間近で見上げる。
風に吹かれながら、街の鼓動を感じた時間でした。

🥈 第2位 高架橋から見る高速道路

不思議と懐かしい、香港の道路夜景

写真は、MTR 荔景(Lai King)駅付近の葵涌(キチョウ)エリアにて。
夜遅くまで車が走る高速道路と、その沿道に立ち並ぶ企業のオフィス。どこかで見たことがあるような……そう、日本の高速道路に似ているんです。

香港の住宅事情や街の雰囲気は日本と大きく異なるけれど、こうした光景には共通点を感じて、ふと懐かしい気持ちに。

だからこそ、私は香港の高速道路の風景が好きです。

🏆 第1位 スカイ100展望台からの夜景

光の海に、人の営みが詰まっていた

展望台から南を見れば、ヴィクトリア・ハーバー。北を見れば、無数の住宅がびっしりと並ぶ九龍の街並み。

九龍北側の夜景を間近で見られるのはここだけかもしれません。超高層マンションの光が星空のように広がっていて、ただただ圧倒されました。

「この光の一つひとつに、暮らしがあるんだなあ」

そう思ったとき、ふと、ここに住んでいる人たちが少しだけ羨ましくなりました。

1位2位はすっごく迷いました。どちらも同じくらい素敵。

🏃‍♀️ のんびり歩きたい街並み

🥉 第3位  北角から中環

都会と下町、時代が交差する道

オフィス街とローカルエリアが入り混じる、濃密な5km。
高層ビルの隣に古い住宅街、そこをトラムが静かに走る。
異なる時代が並んで立っているような街並みに、歩くたび驚きがありました。

干された洗濯物、日本語の古い看板、そして不動産広告の桁違いな数字。
そんな日常の風景が、旅の記憶として心に残っています。

🥈 第2位 ネイザンロード周辺

迷ったらここ!王道のごちゃまぜ感

九龍半島のど真ん中、ネイザンロードはとにかく何でも揃うメインストリート。
飲食店、ショッピング、観光スポットがずらり。ちょっと路地に入れば、ナイトマーケットやローカル屋台街も広がっています。

テンプルストリートの巨大な鳥居、ネオンの輝き、人混みの熱気。
ただ歩くだけで、いくつもの“香港”に出会える、贅沢なエリアです。

🏆 第1位 中環〜西環

アートを探しながらのんびり散歩

高層ビルがそびえる中環は、まさに香港のビジネス中心地。人の波がひっきりなしに続くエリアですが、そこから西へ歩いていくと、少しずつ空気がやわらいでいくのがわかります。

西環にたどり着く頃には、街の喧騒も落ち着き、ストリートアートを探しながらのんびり散歩できるエリアに。
忙しない香港にも、こんな穏やかな時間が流れる場所があるんだと実感できます。

ウォールアートを探しながら歩く、まるでかくれんぼ!

💡 お気に入りのストリートアート

🥉 第3位 エルギンストリート(Elgin Street)

坂道で出会う、圧巻のアート

とにかく画力がすごい。見てください、この絵の壮大さ。
通り沿いに現れる作品はどれも迫力満点で、絵描きでも、そうでなくても、思わず見入ってしまいます。

見つけるたびにシャッターを切っていて、
気づけば、スマホのギャラリーがアートでいっぱいになっていました。

🥈 第2位 ARTLANE(アートレーン)

街にとけこむ、隠れんぼアート

西環にある人気のアートスポット。
小道に突如あらわれるストリートアートたちは、まるで街と一緒にかくれんぼしているようでした。

壁いっぱいのペイントが建物と自然に一体化していて、歩いているだけで、「あっ、ここにも!」ってワクワクが止まりません。
アートと街の融合が、こんなに楽しいなんて!

🏆 第1位 Uma Nota

一目で心を奪われたアート

アートは第一印象で、心が動くかどうか。
このUma Notaのストリートアートは、まさにそんな一枚でした。

壁いっぱいに描かれた顔のアップ。その視線とぶつかった瞬間、言葉にできない衝撃を受けたんです。

ただの壁画じゃない。“生きたアート”の力を感じました。訴えかけてくる“力”を持った、圧巻のアートでした。

ここは人によって特に意見が分かれそう。

💡 「ここ、なんか好き!」と思った場所(マイナー枠)

🥉 第3位 曾大屋(Tsang Tai Uk)

時が止まったような、灰色の集落

高層マンションの合間に忽然と現れる、灰色の城壁と石造りの家々。清代から続く客家の村で、今も人が住んでいると知って驚きました。

観光地のようで、観光地ではない。静かな空気の中に漂う“生活の気配”が、とても印象的。

政府の観光サイトでも紹介されていたこともあり、感謝と敬意をもって、そっとその風景に触れました。

🥈 第2位 西環鐘声泳棚(Sai Wan Swimming Shed)

霧の夕暮れ、次こそは

観光客にはあまり知られていないけれど、地元の人に愛される夕日の名所。
日が落ちる直前に駆け込んだら、まさかの霧。海も空も真っ白に染まっていきました。

だけど、不思議と後悔はなかった。
有名じゃなくても、こういう場所が印象にに残ったりします。
次は晴れた日に、もう一度来てみたいな。

🏆 第1位 ストーンカッターズ橋(Viewing Point)

観光地じゃない。でも忘れられない。

人影もほとんどない、風とクレーンの音だけが響く場所。ここは、今回の旅でいちばん“心が静かになる”夜景でした。

華やかなイルミネーションとは違う、光に照らされたコンテナ、巨大な橋、ゆっくりと動くクレーン。
「これも香港なんだ」って、ふと感じたんです。

アクセスはちょっと不便。でも、だからこそ特別な景色に出会える。
誰もいないからこそ、そっと胸に残る。そんな場所でした。

第1位は工場夜景とか好きな人にはドはまりすると思う!

💡 かっこいい地名

🥉 第3位 金鐘(アドミラルティ)

ゴールド&軍隊。語感強すぎ!

中国語では「金の鐘」、英語では「アドミラルティ=提督の地」――
どちらにしてもかっこいい二刀流ネーム。

かつてはイギリス海軍の拠点だった歴史があり、そこから“提督のエリア”としてこの英名がついたそう。
今では高層ビルと巨大な駅、商業施設が広がる中心街だけど、名前に宿る重みはそのまま。
ただ通るだけでも「ここ、名前からして強いな……」って思っちゃうんですよね。

🥈 第2位 鑽石山 (ダイヤモンドヒル)

宝石の名を冠するロマンな地名

ダイヤモンドヒルって……名前の響き、強すぎません?響きだけなら高級感MAX。
だけど実は、宝石とは全く関係ないんです。

この名前の由来でもっとも有力なのが「採石場」説。かつてこの丘には長年にわたり石を掘り出す採石場がありました。

そして今では駅名として定着し、街の人たちも住所に「Diamond Hill」と書くようになったそう。名は体を表さない、けど、それもまた一つのストーリーですね。

🏆 第1位 北角(ノースポイント)

シンプル・イズ・ベスト

地名にも“第一印象”ってあると思うんです。
北角(ノースポイント)——うん、シンプルで、わかりやすくて、かっこいい。それだけで好き。

名前の通り、香港島の北東に位置するこのエリアは、まさに“北の先端”。
由来もわかりやすいし、英語表記にした時の「North Point」の響きもスマート。

だけど実際の街はというと、ローカルな市場が広がっていて、古い住宅街が残る、どこか懐かしいエリア。
この“街の素朴さ”と、“名前のクールさ”のギャップが、なんかたまらなく好きなんです。

広東語と英語が交差する名前には香港の歴史を感じます!

🏙️ また行きたい!スポット

🥉 第3位 川之源の四川ラーメン

おいしさと満足感が忘れられない!

香港で食べたラーメンの中でも、ダントツで記憶に残っている一杯。
しっかりした牛肉、じんわり辛いスープ、日本人にもなじみやすい麺……
あの時の「これでこの値段!?」という衝撃は今でも鮮明です。

観光ついでに立ち寄りやすい立地なのも嬉しくて、「次に香港に来たら、また絶対ここ寄ろう」って、自然に思えたお店でした。

🥈 第2位 西環鐘声泳棚(Sai Wan Swimming Shed)

夕焼けリベンジを、もう一度。

日が沈む直前に滑り込んだ、あの海辺の小さな桟橋。だけど急に霧が出てきて、空も海もどんどん白く染まって……
あの時は、夕焼けは見られなかった。

でも、なんでしょう。
不思議と「見られなかった」という事実が、自分の中では“終わり”じゃなくて、むしろ“始まり”のような気がして。
だから次こそは、ちゃんと夕陽が海に落ちていくのを見たい。
これはもう、個人的なリベンジです(笑)。

🏆 第1位 シンフォニー・オブ・ライツ

あの瞬間の感動を、もう一度。

香港の夜、シンフォニー・オブ・ライツが始まるそのとき——
世界中から集まった人たちと一緒に、光と音に包まれて、ただただ見入ってしまった。

ビルの輪郭をなぞるレーザー、空に向かって放たれる光線、街全体がリズムを刻んでいるような一体感。
あの“金融都市の鼓動”が忘れられません。

何度でも行きたくなる、というより、あの“感動の再生ボタン”を、また押しに行きたくなる。
そんな特別な場所です。

シンフォニー・オブ・ライツは香港に行くたびに見ると思う。

🎖️ 番外編「これが香港!」勝手に表彰コーナー

🏆 贅沢文化体験賞…M+

映像・建築・写真・デザイン……とにかくジャンルが多彩!
静かで広くて、美術館って苦手かも…って人にもおすすめできる、香港が誇る文化の宝庫です。

🏆 ベストショットで賞...廟街(テンプルストリート)の鳥居

オープントップバスに乗ってたら、まさかの鳥居の前で信号ストップ!
ネオンきらめく夜の中、真正面にドンと構える鳥居は、まるで撮ってくれと言わんばかりの構図でした。

🏆 これぞ香港で賞…重慶大厦(チョンキンマンション)

とにかく混沌。でも、それがいい。多国籍な人々が行き交うビルの中は、まるで一つの小さな世界。
ここを歩くだけで、“リアルな香港”を体感できます。

🏆 密度やばすぎで賞…ナイトマーケット

閉店間際でこの混雑。ピーク時はどうなってるの…?
人・人・人の波に飲まれながら、香港の熱気とパワーを体感できます。

🏆 想像以上だった場所賞…ストーンカッターズ橋

そこには静寂と光に包まれた港湾都市としての“もうひとつの香港”。
観光地じゃないのに、心が動いた場所でした。

🏆 聖なる祈り賞…黄大仙廟

香港屈指のパワースポット。参拝者の真剣な表情や、祈りの煙が立ちのぼる空間に圧倒されました。

🏆 驚いたカルチャー賞…洗杯(サイブーイ)

香港の飲食店で見かけた、あの儀式。
食事前に、提供されたポットのお湯で食器を洗う文化。
※写真の左上に見えるのがセルフ洗浄したあとの食器

🏆 日本の文化!で賞…レトロゲーセン in 香港

街歩きの最中に突如現れる懐かしの空間。
香港でまさかの日本のレトロゲーセン文化に出会えるなんて!
格ゲー、スロットなどなど……!!

🏆 あっと驚くで賞…ミッドレベル・エスカレーター

屋外にエスカレーター!?って思わず二度見。
しかも全長800m超えというスケール感。
「これが街の中にあるの!?」って驚きが止まりませんでした。

🏆 夜に映えすぎで賞…ネイザンロードのネオン

歩くだけでテンション上がる、夜の宝石箱。 まさに香港らしさ全開のきらめきでした!

🏆 最強の存在感賞…モンスターマンション

見上げた瞬間、言葉を失った。
この密集、この迫力、そしてこの生活感…まさに“圧”の建築。

🧭ランキングいかがでしたか?

香港って、ガイドブックやネットでは「夜景が綺麗な都市」「グルメの街」って紹介されることが多いけれど、実際に歩いてみると、それだけじゃない、もっと奥行きのある都市だってことに気づきました。

ネオンに照らされた通りの高揚感、ストリートアートのパワー、静かな夕景スポット、深夜のセブンイレブンで感じた安心感――
どれも、私にとって「これが香港だったなあ」と思える大切な旅のかけらです。

このランキングは、あくまで私の勝手な視点からのまとめです。
でも、「へえ、こんな場所あるんだ!」とか「これちょっと気になるかも」と思ってもらえたなら、嬉しいかぎりです。

そしていつか、あなたが香港を歩くときには、ぜひ自分なりの「好き!」を見つけてみてください。
旅はきっと、その「好き」が積み重なってできていくんだと思います。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!