香港って、どんな街?夜景? ビル群? それともグルメ?どれも正解だけど、実際に歩いてみると――「うわ、ここ良すぎ」「え、こんなとこあるの!?」「ごはん強すぎない…?」そんな驚きと感動の連続でした。
というわけで今回は、私なりの「香港の好き!」を、勝手にランキング形式でお届けします!
グルメ、街並み、アート、そして夜景。定番からマイナーまで、完全主観で選んだランキングです。「へ〜、そんな見方もあるんだ〜」って、ゆるく読んでもらえたら嬉しいです。
バスに揺られてたどり着いたのは、香港島で最も高い場所。そこからは九龍半島まで一望できる大パノラマで、もうただただ「いい感じ!」な絶景でした。
夜景はネオンや車の光がまるで街を縫うように走り、住宅の灯りが遠くまで広がって…思わず旅情に浸っちゃいます。
アクセスはバスかピークトラム。混雑もありますが、それも含めて観光の醍醐味。結果、最高の思い出スポットでした!
ひしめくように建つ高層住宅群。これが、モンスターマンション。 映画やSNSで有名になったこの場所は、香港の住宅事情を象徴しています。
「これでいて家賃も高い」と聞いたとき、都市の過密と暮らしの厳しさを感じました。 ただの撮影スポットではなく、人々の生活が息づく場所だということを忘れずに。 静かに、そっと訪れてほしい一角です。
ビルの灯りがリズムを刻むように瞬き、空にはレーザーがまっすぐに走る。毎晩20時、香港が“光と音のショー”に変わる時間です。
名前のとおり、まるで交響曲みたいな一体感。世界中の人がカメラを構える中、私もじっと見とれてしまいました。
「これが、世界に誇る金融都市の夜景か」そう感じるには、十分すぎるスケール感でした。
王道だけど香港に行ったらシンフォニー・オブ・ライツは見てほしい!
ぷりぷりのエビが包まれたワンタンに、じんわりと旨みのあるスープ。最初はあっさり。でも飲み進めるうちに、ふか〜い海の味が広がる不思議な一杯。
香港の麺って、ちょっと独特。日本じゃ味わえない食感もまた旅のスパイス。しかもリーズナブルで、深夜営業。旅人にはありがたい要素だらけ!
ちなみに、ワンタンは……写真の麺の下にちゃんと隠れてます笑
香港に来たら、エッグタルトは即買いでOK。マカオ式と同じで程よい甘さで、ほろっとほどける優しい口あたり。
街角のパン屋さんにもあって、ふらっと買えるのも魅力。なかでも「泰昌餅家」のエッグタルトは絶品!抹茶タルトなんかもあってワクワクします。
……ちなみに私、旅のあいだに10個以上食べました笑
中環の西にある「川之源」で食べた牛肉麺が絶品でした。しっかり厚い牛肉、ピリ辛だけどコク深いスープ、そして馴染みやすい麺。
香港でこのクオリティ・ボリューム・価格は反則級!「また行きたい」と思える、まさに旅先の当たり飯でした。
※辛さ耐性ゼロの人は要注意。でも、辛いのが好きならぜひ!
香港の食費は全体的に高め!でも美味しい!
香港といえばこれ!オープントップバスに乗れば、目の前に広がるのは夢のような夜景。ビルの光、ネオン、ショッピングモール――「夜景好きならこれ!」が全部詰まっていて、思わず笑顔に。
シンフォニー・オブ・ライツやスカイ100で見た光たちを、今度は間近で見上げる。風に吹かれながら、街の鼓動を感じた時間でした。
写真は、MTR 荔景(Lai King)駅付近の葵涌(キチョウ)エリアにて。夜遅くまで車が走る高速道路と、その沿道に立ち並ぶ企業のオフィス。どこかで見たことがあるような……そう、日本の高速道路に似ているんです。
香港の住宅事情や街の雰囲気は日本と大きく異なるけれど、こうした光景には共通点を感じて、ふと懐かしい気持ちに。
だからこそ、私は香港の高速道路の風景が好きです。
展望台から南を見れば、ヴィクトリア・ハーバー。北を見れば、無数の住宅がびっしりと並ぶ九龍の街並み。
九龍北側の夜景を間近で見られるのはここだけかもしれません。超高層マンションの光が星空のように広がっていて、ただただ圧倒されました。
「この光の一つひとつに、暮らしがあるんだなあ」
そう思ったとき、ふと、ここに住んでいる人たちが少しだけ羨ましくなりました。
1位2位はすっごく迷いました。どちらも同じくらい素敵。
オフィス街とローカルエリアが入り混じる、濃密な5km。高層ビルの隣に古い住宅街、そこをトラムが静かに走る。異なる時代が並んで立っているような街並みに、歩くたび驚きがありました。
干された洗濯物、日本語の古い看板、そして不動産広告の桁違いな数字。そんな日常の風景が、旅の記憶として心に残っています。
九龍半島のど真ん中、ネイザンロードはとにかく何でも揃うメインストリート。飲食店、ショッピング、観光スポットがずらり。ちょっと路地に入れば、ナイトマーケットやローカル屋台街も広がっています。
テンプルストリートの巨大な鳥居、ネオンの輝き、人混みの熱気。ただ歩くだけで、いくつもの“香港”に出会える、贅沢なエリアです。
高層ビルがそびえる中環は、まさに香港のビジネス中心地。人の波がひっきりなしに続くエリアですが、そこから西へ歩いていくと、少しずつ空気がやわらいでいくのがわかります。
西環にたどり着く頃には、街の喧騒も落ち着き、ストリートアートを探しながらのんびり散歩できるエリアに。忙しない香港にも、こんな穏やかな時間が流れる場所があるんだと実感できます。
ウォールアートを探しながら歩く、まるでかくれんぼ!
とにかく画力がすごい。見てください、この絵の壮大さ。通り沿いに現れる作品はどれも迫力満点で、絵描きでも、そうでなくても、思わず見入ってしまいます。
見つけるたびにシャッターを切っていて、気づけば、スマホのギャラリーがアートでいっぱいになっていました。
西環にある人気のアートスポット。小道に突如あらわれるストリートアートたちは、まるで街と一緒にかくれんぼしているようでした。
壁いっぱいのペイントが建物と自然に一体化していて、歩いているだけで、「あっ、ここにも!」ってワクワクが止まりません。アートと街の融合が、こんなに楽しいなんて!
アートは第一印象で、心が動くかどうか。このUma Notaのストリートアートは、まさにそんな一枚でした。
壁いっぱいに描かれた顔のアップ。その視線とぶつかった瞬間、言葉にできない衝撃を受けたんです。
ただの壁画じゃない。“生きたアート”の力を感じました。訴えかけてくる“力”を持った、圧巻のアートでした。
ここは人によって特に意見が分かれそう。
高層マンションの合間に忽然と現れる、灰色の城壁と石造りの家々。清代から続く客家の村で、今も人が住んでいると知って驚きました。
観光地のようで、観光地ではない。静かな空気の中に漂う“生活の気配”が、とても印象的。
政府の観光サイトでも紹介されていたこともあり、感謝と敬意をもって、そっとその風景に触れました。
観光客にはあまり知られていないけれど、地元の人に愛される夕日の名所。日が落ちる直前に駆け込んだら、まさかの霧。海も空も真っ白に染まっていきました。
だけど、不思議と後悔はなかった。有名じゃなくても、こういう場所が印象にに残ったりします。次は晴れた日に、もう一度来てみたいな。
人影もほとんどない、風とクレーンの音だけが響く場所。ここは、今回の旅でいちばん“心が静かになる”夜景でした。
華やかなイルミネーションとは違う、光に照らされたコンテナ、巨大な橋、ゆっくりと動くクレーン。「これも香港なんだ」って、ふと感じたんです。
アクセスはちょっと不便。でも、だからこそ特別な景色に出会える。誰もいないからこそ、そっと胸に残る。そんな場所でした。
第1位は工場夜景とか好きな人にはドはまりすると思う!
中国語では「金の鐘」、英語では「アドミラルティ=提督の地」――どちらにしてもかっこいい二刀流ネーム。
かつてはイギリス海軍の拠点だった歴史があり、そこから“提督のエリア”としてこの英名がついたそう。今では高層ビルと巨大な駅、商業施設が広がる中心街だけど、名前に宿る重みはそのまま。ただ通るだけでも「ここ、名前からして強いな……」って思っちゃうんですよね。
ダイヤモンドヒルって……名前の響き、強すぎません?響きだけなら高級感MAX。だけど実は、宝石とは全く関係ないんです。
この名前の由来でもっとも有力なのが「採石場」説。かつてこの丘には長年にわたり石を掘り出す採石場がありました。
そして今では駅名として定着し、街の人たちも住所に「Diamond Hill」と書くようになったそう。名は体を表さない、けど、それもまた一つのストーリーですね。
地名にも“第一印象”ってあると思うんです。北角(ノースポイント)——うん、シンプルで、わかりやすくて、かっこいい。それだけで好き。
名前の通り、香港島の北東に位置するこのエリアは、まさに“北の先端”。由来もわかりやすいし、英語表記にした時の「North Point」の響きもスマート。
だけど実際の街はというと、ローカルな市場が広がっていて、古い住宅街が残る、どこか懐かしいエリア。この“街の素朴さ”と、“名前のクールさ”のギャップが、なんかたまらなく好きなんです。
広東語と英語が交差する名前には香港の歴史を感じます!
香港で食べたラーメンの中でも、ダントツで記憶に残っている一杯。しっかりした牛肉、じんわり辛いスープ、日本人にもなじみやすい麺……あの時の「これでこの値段!?」という衝撃は今でも鮮明です。
観光ついでに立ち寄りやすい立地なのも嬉しくて、「次に香港に来たら、また絶対ここ寄ろう」って、自然に思えたお店でした。
日が沈む直前に滑り込んだ、あの海辺の小さな桟橋。だけど急に霧が出てきて、空も海もどんどん白く染まって……あの時は、夕焼けは見られなかった。
でも、なんでしょう。不思議と「見られなかった」という事実が、自分の中では“終わり”じゃなくて、むしろ“始まり”のような気がして。だから次こそは、ちゃんと夕陽が海に落ちていくのを見たい。これはもう、個人的なリベンジです(笑)。
香港の夜、シンフォニー・オブ・ライツが始まるそのとき——世界中から集まった人たちと一緒に、光と音に包まれて、ただただ見入ってしまった。
ビルの輪郭をなぞるレーザー、空に向かって放たれる光線、街全体がリズムを刻んでいるような一体感。あの“金融都市の鼓動”が忘れられません。
何度でも行きたくなる、というより、あの“感動の再生ボタン”を、また押しに行きたくなる。そんな特別な場所です。
シンフォニー・オブ・ライツは香港に行くたびに見ると思う。
映像・建築・写真・デザイン……とにかくジャンルが多彩!静かで広くて、美術館って苦手かも…って人にもおすすめできる、香港が誇る文化の宝庫です。
オープントップバスに乗ってたら、まさかの鳥居の前で信号ストップ!ネオンきらめく夜の中、真正面にドンと構える鳥居は、まるで撮ってくれと言わんばかりの構図でした。
とにかく混沌。でも、それがいい。多国籍な人々が行き交うビルの中は、まるで一つの小さな世界。ここを歩くだけで、“リアルな香港”を体感できます。
閉店間際でこの混雑。ピーク時はどうなってるの…?人・人・人の波に飲まれながら、香港の熱気とパワーを体感できます。
そこには静寂と光に包まれた港湾都市としての“もうひとつの香港”。観光地じゃないのに、心が動いた場所でした。
香港屈指のパワースポット。参拝者の真剣な表情や、祈りの煙が立ちのぼる空間に圧倒されました。
香港の飲食店で見かけた、あの儀式。食事前に、提供されたポットのお湯で食器を洗う文化。※写真の左上に見えるのがセルフ洗浄したあとの食器
街歩きの最中に突如現れる懐かしの空間。香港でまさかの日本のレトロゲーセン文化に出会えるなんて!格ゲー、スロットなどなど……!!
屋外にエスカレーター!?って思わず二度見。しかも全長800m超えというスケール感。「これが街の中にあるの!?」って驚きが止まりませんでした。
見上げた瞬間、言葉を失った。この密集、この迫力、そしてこの生活感…まさに“圧”の建築。
香港って、ガイドブックやネットでは「夜景が綺麗な都市」「グルメの街」って紹介されることが多いけれど、実際に歩いてみると、それだけじゃない、もっと奥行きのある都市だってことに気づきました。
ネオンに照らされた通りの高揚感、ストリートアートのパワー、静かな夕景スポット、深夜のセブンイレブンで感じた安心感――どれも、私にとって「これが香港だったなあ」と思える大切な旅のかけらです。
このランキングは、あくまで私の勝手な視点からのまとめです。でも、「へえ、こんな場所あるんだ!」とか「これちょっと気になるかも」と思ってもらえたなら、嬉しいかぎりです。
そしていつか、あなたが香港を歩くときには、ぜひ自分なりの「好き!」を見つけてみてください。旅はきっと、その「好き」が積み重なってできていくんだと思います。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
あらゆる部分を勝手にランキングしてみました!
実際に訪れた場所と次に行きたい注目スポット
香港の街角で食べたローカルごはん。チャーハン、牛肉麺、エッグタルト――旅の味が、しっかりと記憶に残っていた。
現地で安く乗る方法とおすすめの楽しみ方