マカオ2日目
コロアンの静けさと、コタイのきらめき
そして深夜の街歩き
夜が明けるまで、マカオの街を歩いた旅のこと。
🏛️11:30 拱北口岸(入境所)に到着
珠海市を探索して、マカオへの入境所に到着したのがこのくらいの時間でした。この日もとにかく人が多く、入境審査は行列。マカオに入境するまで約1時間くらいかかり、12:30くらいにようやくマカオ側へ。大陸側からマカオへ入境する時は時間に余裕を持つことがポイント
👑 13:00 グランドリスボアに到着&周辺探索
入境所からのバス利用です。追加で両替をしたかったことと、昨日の探索の時に「もっとリスボア周辺を探索したい!」と思い、また来ました。リスボア周辺の海沿いの散歩が最も印象に残っています。場所によっては、マカオの街並みを一望できるんですよね。
マカオの観光地って結構混んでるんですよね。でもこの海沿い周辺は昼間でも全然人がいない。でも景色が綺麗。なんだか自分だけの世界にいるみたいで、時間をわすれててくてく歩いていました
🐣15:30 コロアン散策
マカオ市街とは一変、コロアンは本当にのどかで落ち着いています。
あの、本当に落ち着いています笑 なんていうのでしょう、観光客はいるんですけど、とにかく静かなんですよね。
あと海沿いということもあり、海風をほのかに感じすごく落ち着きます。観光スポット自体まとまっていていて、サクッと探索することができます。
ここでは代表的なスポットをいくつかご紹介しますね

ロード ストーズ ベーカリー
マカオに来た最大の理由がこれと言っても過言ではない。それくらい楽しみにしていました。エッグタルトのお店です。日本法人もあり、大阪の道頓堀にお店があります。そこで食べたときの味が忘れられず、本場の味も知りたいと思い。この旅をはじめ、これまで多くのエッグタルトを食べてきましたが、ここがダントツで美味しかったです!美味しすぎて8個も食べちゃいました。体重。

街並み&ウォールアート
ポルトガル様式の街並みが色濃く残るカラフルな街並みと、ところどころで発見できるウォールアート。街並みを楽しみつつウォールアートをゆっくり探すのも悪くありません。私のお気に入りは写真のウォールアート。ちょっと上目遣いでこちらを睨む構図がかっこいい!
ここで紹介しきれなかったスポットについては、以下の記事でまとめています。
コロアネに少しで興味を持ってくださった方は、是非ご覧くださいね

のんびりとした時間が流れるコロアネ
海辺の街並みとおすすめ散策スポット
🌇 18:00 マカオ市街で季節イベントと夕焼けを楽しむ
市街にバスで戻り、季節限定のイベントを少しだけ楽しみました。マカオは季節限定イベントを結構開催しているんです。その情報はマカオ政府観光局サイトで確認可能ですので、マカオに行かれる際は是非限定イベントも楽しまれてくださいね。ちなみに私が行ったときは、クリスマスのイルミネーションや美術展の限定展示をしていました。
そして、今日のお昼に探索した海沿いに戻ってきました。海に沈み夕日とその後訪れる夜景を楽しむために
🌃 22:30 コタイエリアに煌めく夜景
この旅のハイライトと言っても過言ではない、それがコタイエリアでの体験でした。見た人を圧倒させるような巨大な建築。そしてこれらの建築が真夜中に放つキラキラとした光。こんな世界がこの世に存在しているんだなぁと、ひたすら感動しました。涙がこぼれていました。
コタイエリアといえばリゾート地なので、もちろんカジノもあります。カジノなんてできる機会、なかなかないので遊んできましたよ。結果は。。。まあ御察しの通りです。カジノは撮影禁止なので、そこは注意してくださいね。
ここまで話すと、コタイエリアってキラキラしてて最高のリゾート地、と聞こえるかもしれません。それは間違っていないのですが、豪華な建物が乱立する中、ゴミの山があったり、車が乗り捨てられていたり、野良犬がそこのあたりを歩いていたりと、キラキラリゾートとは相いれない要素もあるんですよね。。。
ー これがすごく面白くて。表現が難しいのですが、情緒が狂ってしまったというのが一番よい例えかもしれません。こんなにキラキラ豪華な建物の合間を縫うようにゴミや野良犬が垣間見えるんですよ。普通は混ざっちゃいけない景色です笑 こんなの情緒を保つ方が難しい。。。
一人旅、そしててくてく歩くこと。これらの楽しさを真に享受できたのは間違いなくこのコタイエリアでの体験です。リゾート地なので、歩く人なんていないんですよね。みんなタクシーです笑 でもそんなエリアをあえて歩く、そうすると見えてくる景色がある。そしてその景色に何かしら感銘を受け、感情がぐちゃぐちゃになって翻弄される。だから一人旅は面白いんですよね。
そして、コタイの魅力はこのタイムライン上だけでは語り作ません。別記事としてコタイの魅力をたっぷりと紹介しておりますので、「コタイの事をもっと知りたい!」という方は是非ご覧ください!

夢のリゾート街・コタイ地区を歩く
きらめく街並みとおすすめスポットガイド
ちょっと脱線しちゃいましたが、コタイエリアは是非夜に訪れてみてください。日本ではなかなか体験できないことに出会えるかもしれません。
🌃 2:30 マカオ半島で夜歩き
マカオ半島ではじまり、マカオ半島で終わる旅。この旅もそろそろ終わりが見えてきました。というか時間帯!てっぺん超えてる!
マカオの旅の最後に絶対に訪れたいと思っていた場所、それがラザロ地区です。ここはポルトガルの街並みが色濃く残っており、夜になると怖いくくらい静まり返るんですよね。でも不思議と全然怖くないんです。この2日間の旅でマカオがどんな場所が分かっていたからでしょう。
そして本当に最後のさいご、聖ラザロ教会。
これ、本当に綺麗だった。。真夜中にひっそりと存在しているんだけど、光に照らされて確かにそこに存在している神聖な場所。写真じゃ伝わらないのが悔しいくらいなのですが、ここは本当に最後に来て良かったです。それくらい神聖さというか、神々しさというか、そんなものを感じました。中にはさすがに入れなかったけど!
でも実はこの時点で疲労もMAXに。この後香港にわたるとはいえ、宿無しはさすがに体力にきました。この時点で35kmくらいは歩いていたので余計に。ということで教会入り口の階段に座って、少しだけ仮眠。
しばらく経ってからでしょうか。静かな街に響く綺麗な歌声。讃美歌だったのかな。教会の前でお姉さんが歌っていた。その綺麗な歌声で目を覚ましました。綺麗すぎて思わず聴き入ってしまいました。
マカオでは本当に楽しい2日間を過ごした。その分、去るのがすごく寂しかった。このままずっとここにいようとさえ思った。けれども、お姉さんの歌声がまるで次の旅路を祝福してくれる、そんな風に感じた。
━「香港に行こう。」
二日目終了
二日目は本当に濃い一日を過ごしました。
コロアンの静けさも、コタイのにぎわいも、深夜の街の表情もすべてがマカオの魅力。
たっぷりと歩いた1日と、眠らない夜が忘れられない思い出になりました。
私はきっといつかまた、この街を見に来るでしょう。
いえ、絶対にまた来ると誓って、香港へと旅立ちました