エッグタルトとチャーハン
空腹を忘れるくらい、マカオが楽しかった。それでも食べた旅の味。
食べることより、歩くことが楽しかった
マカオでは、正直あまり食べていません。 チャーハンとエッグタルト、それくらい。 でも、それは満足できなかったからじゃなくて、 歩くこと・見つけること・感じることが楽しすぎたから。 気づけば空腹すら忘れていて、お腹よりも心のほうがいっぱいになっていました。 それはそれで旅らしい体験でした。 ※レートは2024/12末のものとなっており、「1MOP ≒ 20円」「1中華人民元 ≒ 20円」です。
エッグタルト -マカオ式と香港式の違い-
– サクサクのパイ生地
– 表面が少し焦げてて、カスタードはなめらか
-甘すぎず、大人向けの味わい- 相場はどこで買っても10MOP(約200円)程度
– クッキー生地っぽくて、生地はやや分厚い
– カスタードは明るめで甘みが強め
– マカオや香港以外でも、ベーカリーなどで気軽に買える。体感、日本では香港式の方をよく見かける。
– 最安で5MOP(約100円)~10MOP(約200円)と、マカオ式と比較してばらつきがあった。
写真で比べると結構違いが分かりますね。焦げ目の有無で簡単に判断できます。 どちらも美味しかったけど、個人的にはマカオ式が好み。サクサクパイ生地に包まれているほんのり甘いカスタードが最高なんです!
マカオでは「ロード ストーズ ベーカリー」が最も有名。マカオに訪れる事があれば、是非食べに行ってみてくださいね。コロアン地区に本店があります。
ちなみに、日本にも展開されています。アンドリューのエッグタルトという店名です。関西での展開となっていて、私は大阪の道頓堀の店舗に行ったことがあります。こちらもすごく美味しかったので、関西に行かれる機会がありましたら是非!
福建チャーハンの優しい味
マカオのローカル食堂で出会った福建チャーハン。たしか38MOP(約760円) 。炒めごはんの上に、とろみのある餡がたっぷりかかっていて、 具材には青菜や細かく刻まれたイカなど。
優しい塩気と温かさで、疲れた体にすっと染みる味でした。 ひとりで静かに食べる、その時間ごと、忘れられない思い出です。
深夜に食べたら太るって?大丈夫、大丈夫だから。。。きっと。。。(夜中の1時)
珠海市(中国大陸側)で出会ったちょっと不思議な味たち
25中華人民元(約500円)。大陸側に入ると一気に安くなる。
ただ、見た目はきれいだったけれど、なぜかしっくりこなかった。
味が薄いとか、油が多いとかじゃない。
でも、食べたときに「これじゃない」と感じてしまった。なんでだろう?とはいえボリュームはあるし、値段を考えたら全然いける。決して「不味い」わけではないので。そんな曖昧な感覚も、旅の中ではちゃんと記憶になるのが面白い。
懐かしい見た目につられて、つい買ったたこ焼き。8中華人民元(約160円)。安すぎです。
でも、食べてみたら違和感のある味わいで、思っていたたこ焼きとは少し違っていた。生地かな?違和感を感じたのは。でもこちらも値段を考えたら相応。全然OK。その違和感ごと、思い出として持ち帰るのも旅らしいかもしれない。
ちなみに買ったところの店名は「太阪町」。「大阪」ではないのね、「大阪」では。
最後に少しだけ
「旅に出たら、いろいろ食べなくちゃ」と思ってた。
でも実際は、少し食べただけで十分だった。食べることより、見て感じて歩くことで、心はとっくに満たされていたから。
またマカオに行ったら、今度はもっといろいろ食べてみよう。
でも今回の旅に、ひとつの悔いもない。
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