マカオの夜景スポット4選

地図でわかる絶景&アクセスガイド

はじめに

マカオの夜景は、歴史的な街並みと近代的な高級リゾートが織りなす、特別な美しさがあります。「限られた時間で、どこを回ればいいの?」と悩む方も多いはず。
そこで今回は、私が実際に訪れたおすすめの夜景スポット4カ所を、地図付きでわかりやすく紹介します!
これを見れば、迷わず最高の夜景を楽しめます!

夜景スポット巡りのコツと注意点

⚠マカオの夜の治安について

まず前提として、マカオはとても治安が良く、夜の街歩きも例外ではありません。
私自身、危険な目に遭ったことは一度もなく、怖いと感じる場面もまったくありませんでした。

とはいえ、やはり夜は夜。
安全とはいえ、最低限の注意を払いながら夜の街歩きを楽しむのが大切です。
「自分の安全は自分で守る」くらいの意識で、無理のない範囲で楽しんでくださいね!

🗺️経路は「Google Maps」で事前に確認!

夜の街を歩くので、迷わないためにも事前のルート確認は必須です。
本記事では、Google Mapsを活用しておすすめスポットを紹介していますので、ぜひご活用ください。

実際に訪れる前に、スポットの大まかな場所をこの記事で確認しておくと、当日スムーズに回れますよ!

👟歩きやすい靴で!

石畳や坂道が多いエリアもあるので、スニーカー推奨です。

では、いよいよおすすめ夜景スポットを紹介していきます!

🗼マカオタワー&マカオ半島の南側

– 高所からマカオ全体を一望 –

夜景といえば、やっぱり高所は外せませんよね!
マカオにはいくつかの高い場所がありますが、見晴らしの良さ&高さNo.1という視点から、今回は「マカオタワー」をおすすめスポットとして選びました。

マカオタワーはマカオ半島の南西に位置し、マカオ全体を見渡せる特等席のような場所です。

そして、そんなマカオタワーからの夜景がこちらの写真。

ガラス越しなので、写真では少し迫力が伝わりづらいかもしれませんが、実際に見たときの景色は本当に最高でした!

特に、マカオタワーをおすすめする理由は、その「立地の強さ」。
ここからは、マカオ半島側の夜景(2枚目の写真)はもちろん、コタイのリゾートエリア(3枚目の写真左側)、そして中国大陸側の珠海市の夜景(3枚目の写真右側)まで、マカオで有名な夜景スポットを一望できるんです。

さらに、私がマカオタワーからの景色を見て思ったのが、
「この景色、近くで見たらどうなるんだろう?」というワクワク感!

実際、2枚目の写真を眺めていて「海沿いからグランドリスボアを見たら絶対キレイ!」と思い、マカオタワーの後は海沿いを歩いてみました。

すると、距離的に近づいた分、ライトの迫力が増して、画面いっぱいがキラキラに!
車のライトの残像が偶然いい感じに写り込んだりして、「マカオタワーで夜景を見て、行きたい場所を決めてよかった!」と心から思いました。

ただ1点だけ注意です。
マカオタワーの営業時間は以下の通りで、夜景観賞には少しハードルがあります。

  • 平日:10:00 – 19:00

  • 休日:10:00 – 20:00

平日だと夜景の時間までタワーにいられない可能性が高いので、
マカオタワーから夜景を見たい場合は、土日など休日を狙うのがおすすめです。

ということで、マカオタワーからの夜景と、夜景スポットとしてのメリットを紹介してきましたが、いかがでしたか?
ぜひマカオタワーに登って、気になる景色を見つけて、実際に足を運んでみてくださいね!ちゃんちゃん!

で終わってしまったらこの記事の意味がありませんよね。ご安心ください!次からは、マカオタワー以外のおすすめ夜景スポットも紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

※ちなみに、マカオタワーではバンジージャンプもできます…勇気のある方はぜひ!笑

⛲セナド広場

– 夜だからこそ味わえる静けさと二面性の魅力 –

マカオ世界遺産のひとつとして超有名なスポット、セナド広場。マカオ半島の中心部よりやや南西側に位置しています。

でも「セナド広場って夜景スポットなの?」と思われる方も多いかもしれません。
確かにこれまで、セナド広場を「夜景スポット」として紹介している人はあまりいない印象です。

ただ、私の体験を通して言えるのは——
夜に訪れる価値、めちゃくちゃあります!!!

その理由は大きく2つ。

I . 昼間は人が多すぎて落ち着けない

正直、昼間のセナド広場は人・人・人!!!で溢れています。
私も「できるだけ人が映り込まないように」と工夫して撮ったのがこれ、それでもこの混雑ぶり。

人で景観が隠れてしまったり、周囲への気遣いで疲れてしまったり…

昼のセナド広場、楽しかった。楽しかったです。ただ正直、「マカオの超有名スポットなのに、楽しみきれなかったな…」という印象が残りました。

II. 夜になると、まるで別世界

「環境さえ整えば、きっと…」と思って、夜に改めて訪れたセナド広場。

驚きました。人がいない!!(訪れたのは深夜2時頃の写真)

昼間あれだけ人で溢れていた場所が、嘘のように静まり返っていました。

そして驚いたのは、夜景としての美しさ
周囲のビル群が影を落とし、ライトアップされた西洋風の建物が存在感を放つ。
その光を反射して、昼間よりもさらに輝きを増した石畳。

東洋と西洋の文化が1つの空間で共存するセナド広場ならではの美しさが、
夜になるとより鮮明に浮かび上がります。

そして、昼の人混みを知っているからこそ、まるでこの広場が自分だけのものになったような感覚。時がゆっくりと流れていました。

昼だけでなく夜もセナド広場を訪れ、様々な二面性を楽しんでみてはいかがですか?

セナド広場で感じた「二面性」の魅力

セナド広場は、昼と夜で全く異なる表情を見せてくれる場所
人混みで賑わう昼と、静けさに包まれる夜。
ポルトガルの植民地時代の影響と、マカオの中国文化が融合した絶妙なバランス。

おそらく、ここまで多くの「二面性」を一度に楽しめる場所は、マカオの中でもセナド広場だけなんじゃないかな?と思います。

他のエリアだと「東洋のお寺」や「西洋の教会」と、1つの文化が1つの場所に存在するパターンが多い中で、セナド広場とその周辺は、1つの場所で東洋と西洋が混ざり合う
だからこそ、昼と夜の景色を見比べて、そのギャップを楽しんでほしいんです。

ぜひ、昼間だけでなく夜のセナド広場にも足を運び、
この不思議な「二面性」を体感してみてくださいね。

⛪聖ラザロ教会(ラザロ地区)

– 静けさに包まれる“秘密の夜景スポット” –

マカオ半島のちょうど中心部に位置する聖ラザロ教会。

実はここ、世界遺産に登録されているわけでもなく
目的がない限りなかなか足を運ぶことがない場所かもしれません。

でも私は、あえてこの場所を強くおすすめしたいんです。

ラザロ地区は、少し古びた街並みの中に、どこか懐かしさを感じる小さな路地が続くエリア。
そんな道を歩いていると、ふと目の前に現れるのが、聖ラザロ教会です。

なんて表現すればいいのでしょうか。

正直、これまで紹介してきたスポットのような「おおお!すごい!!」という派手さはありません。

でも、この場所は明らかに違う雰囲気を持っています。

夢のような静けさに包まれた夜のラザロ教会。
誰もいない空間で、純白にライトアップされた教会が静かに佇んでいる様子は、
本当に美しくて、思わず息を呑むほどでした。

その瞬間、言葉にできない感情がじんわりと込み上げてくる——
まるで温かな加護に包まれているような気持ちにさえなる、そんな場所です。

そして、この教会だけではありません。
ラザロ地区全体も、実は夜景スポットとしてとてもおすすめです。
西洋の雰囲気が漂う街並みは、昼間とはまた違った神秘的な表情を見せてくれます。

誰もいない静かな通りを独り占めする贅沢。
ただ歩いて景色を楽しむのもよし、
その場に腰を下ろして、ゆっくり物思いにふけるのもよし。

少しマイナーなスポットかもしれませんが、だからこそ特別感がある。
ぜひ夜のラザロ地区で、あなたなりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。

🌃コタイ地区

– 夢ときらめきが溢れる眠らない街 –

最後にご紹介するのは、そう、コタイ地区
正直、夜景スポットとしての迫力はここが完全に別格だと思います。
私はここを訪れたとき、あまりにも感動して、思わず泣いてしまいました。

そんなコタイ地区は、以下のエリアです。

実はコタイ地区は、もともと海だった場所を埋め立てて作られた新しいエリア。
今では、眠ることを知らないきらびやかなリゾートタウンとして、昼も夜も関係なく輝き続けています。
どんな深夜であっても、夜空に溶け込む光の海が広がり、このエリアだけは常に別世界のような存在感を放っています。

ここにあるリゾートホテルはどれも美しく、どこを見てもキラキラで、本当は全部を「夜景スポット」として紹介したいくらい!

でも、悩みに悩んで…
今回は特に感動したおすすめの夜景スポット3つを厳選して紹介します。

I. ウィン・パレス (Wynn Palace)

ウィン・パレスを選んだ理由は、何といっても噴水ショー
12:00〜22:00まで、30分ごとに行われるショーは、大迫力の建物をバックに、大音量とともに繰り広げられる圧巻の演出です。
音楽が鳴り響き、光が踊り、水が空へと舞い上がる光景は、まさに夢のよう。
周りの旅行者も思わず拍手喝采で、私の主観を抜きにしても、間違いなくおすすめできるスポットです。

II. スタジオシティ (Studio City)

スタジオシティを選んだ理由は、その圧倒的な存在感とデザイン
大きなアーチ状の建物は、まるで空間全体を支配しているかのようで、
他の建物とは次元が違う迫力があります。

何度もシャッターを切ったのに、写真ではその壮大さが全く収まりきらない。
でも、それこそがこの建物の魅力なのかもしれません。
ライトアップが背後の景色と溶け合い、まるで映画のワンシーンのような世界観。
あの瞬間、心を鷲掴みにされたのは、間違いなくこの「魅せ方」の力だと思います。

III. パリジャン・マカオ (The Parisian Macao)

この記事の締めにふさわしい、とっておきのスポットがパリジャン・マカオ

ここは、私がマカオで唯一、涙を流した場所です。

正直、この場所の魅力を文章だけで伝えるのは不可能です。
でも、あえて言葉にするなら——
ここは、まるで夢の中。

目の前にそびえ立つエッフェル塔、その背後に広がるおとぎ話のようなお城のシルエット。
思わず息を呑み、「これが現実なの?」と疑うほどの美しさでした。
写真や文章では絶対に伝わらないけれど、
あれはただの建築物じゃない。
夢、憧れ、狂気——そんなもの全てを詰め込んだ、圧倒的な「存在」そのもの。

目の前に立った瞬間、心が震え、涙が溢れました。
一生忘れられない景色です。

そして、その瞬間、心の底から思いました。

「初めての海外旅行がマカオで良かった…」

それほど、心を大きく揺さぶられる場所でした。
そして私は誓いました。

「いつかまた絶対にマカオに来る、絶対に。」

もちろん、他にもMGMコタイやギャラクシーマカオなど、紹介したいスポットはたくさんあります。
でも、それだけ多くの魅力が詰まっているのがコタイ地区なんです。

マカオで夜景を楽しむなら、この地区は絶対に外せない場所。
ぜひ、あなたもこの夢のような街で、素敵な夜景体験をしてみてくださいね。

🌌マカオの夜景はただの観光じゃない

– 心に残る特別な体験 –

マカオの夜景は、ただの「きれいな景色」ではありません。
歴史ある街並み、煌めく高層ビル群、幻想的なリゾートの灯り——
その一つひとつが、まるで映画のワンシーンのような**「心に残る特別な体験」**を与えてくれます。

私自身、夜の街を歩きながら「ここに来て本当に良かった」と何度も感じました。
そして何より、昼とは全く異なる顔を見せてくれるマカオの夜景は、
旅の思い出に深い余韻を残してくれました。

🌟 迷ったらまずはこの4カ所から!

今回紹介した4つの夜景スポットは、どれも私が実際に訪れて心からおすすめできる場所です。

  • マカオタワー:街全体を一望できる絶景スポット

  • セナド広場:昼夜で全く違う顔を見せる「二面性の美」

  • 聖ラザロ教会:夢のような静けさに包まれる、秘密の夜景スポット

  • コタイ地区:眠らない街、光と夢の楽園

 

限られた時間の中でも、この4カ所を回ればマカオの夜景をしっかり満喫できます!
ぜひ、あなた自身の目で、この素晴らしい景色を体感してください。

🌟さいごに...

「マカオの夜景は、写真や言葉では伝わらない」
だからこそ、実際に歩き、見上げ、感じてほしい。
その瞬間の感動は、きっと一生忘れられない旅の思い出になるはずです。

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